中核教員研修会

 正式名称は「小学校における英語活動等国際理解活動推進授業における中核教員研修会」だそうで。国が絡むと、名称が長くなるなぁ。

 メインは小学校の先生。1校1人来てたのかな。というか、中学校少ないじゃん。(なんで、私は行くことになったのだろう?) 大ホールで講演やら講義を拝聴いたしました。

 講演は国立教育政策研究所の「ヒゲの指導主事」菅正隆先生。直接お話を伺うのは初めて。なのに、「壇上を整えますので…」と言われ待っている間に気を失ってた!(汗)気がついたら、菅先生が結構しゃべってたみたい。前半聞き逃したけど、電子黒板のことについて結構話してたみたい。もう少し詳しく聞きたかった(いや、詳しく話してくれてたんだけどね、たぶん。)

 お話を伺っていると、外部からの様々なツッコミを結構受け容れようと(あるいは、受け容れていることを伝えようと)しているんだなぁと感じます。語彙数の問題(増えた数は小学校でもやってますよ)、英語帝国主義の話(多言語への配慮)、「言葉への気づき」など反対派の論拠を意識した挿話が多かったです。

 後半は、先行的に取り組んでいる現場の先生から校内の研修組織についてのプレゼン。内容はとっても立派で、参考になったのですが、私の関心は別のところへ。どうして小学校の先生の話し方って、放送問題のCDみたいなんだろう?(意味不明) ゆっくり、はっきり、感情を込めて話しますよね。道徳や国語の教科書を妙に感情を込めて読んだりしてるのも、私は正直苦手です。なんかリアルじゃない。本当に小学生に伝わってるのかなぁ、と心配になります。これこそ私にとっては異文化理解の領域。

 そういう児童への接し方も含めて、特に5・6年生の授業では、彼らの発達段階を考慮した活動や働きかけをして欲しいなぁと思います。歌とダンス、ゲーム、ごっこ遊びばかりじゃなくて、言葉が通じる喜びを感じさせる仕掛けがあって欲しいなぁと思います。

 どうでもいいですけど、最後に見せてもらった研修風景の映像に登場していたALTが妙にcuteでした。後々映像がドラマ仕立てなことに気づき、なんだタレントさんかぁと勝手に納得。