No Music, No Life

 最近買ったCDは2枚。1つはミスチルの新譜。

SUPERMARKET FANTASY [初回限定盤:CD+DVD]

SUPERMARKET FANTASY [初回限定盤:CD+DVD]

 消費文化の象徴としての「スーパーマーケット」に自分たちの歌を重ねつつも、どこかに「ファンタジー」があると願っている(自覚している)彼らの決意を感じるアルバム名。と思いきや、アートディレクターが付けた仮タイトルをそのまま使用しているそうです。そういわれると、ミスチルっぽくないボキャブラリかも。

 シングル曲が多すぎるので、ベストアルバム的な色合いが出てしまい、バランスを取るのに苦労している感じが伝わってきます。「BOLERO」の時と同じ苦しみか。聞いていくうちに成らされていくんだろうなぁとも思うけど。

 そんな中、耳に残るのは#12の「風と星とメビウスの輪」。しんみりと始まり壮大に広がっていく、ミスチルバラードの典型。次の「GIFT」へのつながりも素敵です。アルバムを締めている感じがします。

 もちろん限りなくシングル曲っぽい「エソラ」も素敵です。サウンドも素敵ですが、ギリジン+太朗くんがPVに出てるから、というのは内緒です。

 もう1枚はクリスティーナ・アギレラのベスト盤。

キープス・ゲッティン・ベター~グレイテスト・ヒッツ

キープス・ゲッティン・ベター~グレイテスト・ヒッツ

 シングル曲の「Keeps Gettin' Better」がJ-waveでヘビーローテしてたので、気になって買ってしまいました。ひととおり聞いてみると、ずいぶん典型的ディーヴァっぽい曲から、いろんな曲を渡り歩いてきたんだと歴史を知る。初期の歌のうまさをこれ見よがしに伝える曲より、最近の力の抜けた(でもパワーのある)曲の方がぼくは好きです。

 昔から時々ディーヴァ物に手を出して、そのアクの強さにヤラれてちょっと後悔してきた私ですが、今回は結構気に入ってます。車の中で聞くのに気持ちのいい一枚です。

 お仕事ちょっと疲れモードですが、またしても音楽に救われているかなぁ。(ちなみに今日はミスチル爆音で帰宅りました)