音読テストでグルグルメソッド

 試験も終わって、今度は成績処理に追われる日々。来週、結構ギリギリまで6時間授業なので、いつ通知票を書けばいいんだぁ!(土日にやるしかないのか…)

 1年生では、音読テストと単語テストを同時並行で。音読テストでは、先日ご紹介した本を参考に靜流の「グルグルメソッド(GGM)」をさっそく試してみました。気になったら、まずはやってみるのが私の流儀なんです。

 でも、これはやっぱりいいですね。先日書いたように、これなら、パフォーマンステストを結構頻繁にできそうです。何より、子どもたちが必死になって挑戦しているので、テストそのものがいい「練習」になっていることが一番。今回は同じテキストを「3級=止まらずに読む」「2級=英語らしい発音で」「準1級=1文足して読む」「1級=暗記して読む」など、複数のタスクを用意して、何度も何度も挑戦させてみました。つまり、教科書音読検定(略して「読検(よみけん)」のスタイルをとってみたわけです。なかなかOKを出してくれないので、ムキになって、何度も何度も読んでいる姿が見られました。

 もうひとつ。今回私はクラスを2つに分けて、半分は単語テスト、もう半分は別室でこの音読テストに取り組みました。で、この音読テストをALTがジャッジすることにしました。生徒がALTと直接会話する機会を、たくさん作れるという点でも、すごく価値があると思いました。何より、ALT本人がこのスタイルを気に入ったようです。(というか、靜流のストイックなスタイルに惹かれたようです。武道家なので)

 1年生は1クラス27人しかいないので、例えば2人組を作れば、約14ペア。ALTと2人で評価をすれば、1人7ペアを診ればいい。これなら、例えば教科書の音読チェックなんかで、毎時間ちょっとずつ使うこともできそうです。今後も、模索してみます。

 閑話休題

 iPod(私の場合はiPhone)をスピーカーにつないで授業で使ってますが、iPhone本体はスピーカーの近くに置いてるので、操作をするときはスピーカーに近づく必要があります。最近、ALTがリモコンで操作できるスピーカーを買ったので、そっちも使ってみましたが、操作感がいまひとつ。せっかくなら、iPod TouchiPhoneの操作性を活かして、やっぱりこっちの画面上で選曲したりしたいものです。そんなことを考えていたら、そんな希望を叶えるワイヤレススピーカーが出てました。これはいいなぁ。欲しいなぁ。