昨日もだけど、秋晴れでいい天気ですね。こんな日は、自転車で「でじたま」へ。iPhoneを自転車に固定するキットのおかげで、時々立ち止まってgoogleマップを見ては位置を確認し、普段車では通らなかった住宅街をすいすいと抜けて文教大学へ。「こんな道があるんだぁ」「これは何のお店?」と発見がいっぱいです。
MSY 自転車用iPhoneケース iCrew MS-IC01BK
- 出版社/メーカー: MSY
- 発売日: 2009/12/20
- メディア: エレクトロニクス
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小グループでの話し合いで話題になったのは、実際に使っている学校の教室で見られる「iPadを独占してしまう子が時々いる」という光景。うんうん、ありそう。いつも操作している子が同じになっちゃう、というご指摘です。まぁ、iPadの操作を学ぶことが授業の目的ではないので、それでもいいかなぁとも思うけど、中にはグループの輪から遠ざかってしまう生徒も。この辺は、生徒指導的な配慮が別に必要な気がするけど、活動の仕組みを工夫するだけでも、多少は解決できそう。
例えば4人組で、生徒1はiPadを操作していろいろな絵を提示、生徒2は絵について質問、生徒3はそれについて答える。生徒4はその内容をノートに書き取る。なんていう風に、それぞれの生徒に役割をしっかりと与えればいいと思うんです。で、これを2分交代でローテする。そうすれば、同じ活動をいろんな立場で4回できて、学びも深まりそう。
つまり「役割を明確にする」というのと、「操作していない子にタスクを与える」というのがポイントです。まぁ、これはiPadを使った授業じゃなくても同じでしょうけど。
学校に「パソコン教室」ができたばかりの頃は、パソコンそのものが物珍しくて、触らせるだけで大興奮で授業にならない時期もあったでしょう。今では、別にそれだけでは盛り上がりません。iPadのようなツールも、「客寄せパンダ」というよりは、学びを深めるために欠かせないツールとして活用されている場面を提示していかないと、教育現場には馴染まない気がします。
もっとも、昔からOHP→パソコン&プロジェクター→iPodなんてのを授業で活用してきた教師って、同じクラスタの人たちですよね。iPadがこれまでのガジェットと異なるのは、その操作性の容易さでしょう。これで一般の教員のICTへのハードルが下がるようであれば、とても価値がある「発明」になると思います。実際に授業で使う使わないは別にして、「ICT活用法を考える」という過程そのものが、すばらしい指導法研究のプロセスのひとつであると思うので、そういう機会はより一般的になって欲しいと思っているので。
最後の情報交換では、iPadに接続できるハンディスキャナのご紹介。
- 出版社/メーカー: テック
- 発売日: 2010/08/31
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机間支援中に生徒のよいノートを発見→その場でスキャンしてiPadに保存→全体に提示
なんてこともできますね。ま、「デジカメで撮って提示」でも同じことはできますけど、試しに取り込んだ画像を見る限りでは、なかなかの解像度。おお、食指が動く。O西先生はいつもそうやって、ぼくの財布を刺激するからなぁ(笑)まぁ、そしてぼくがまた誰かの財布を刺激しているのかも知れませんけど。
でも、ぼくはしばらく自分では授業やらないからなぁ。現場に戻る頃にはまた欲しくなりそうなので、関連商品の最新情報をチェックしておこう。
その場でamazonのアプリで検索したものの、すぐにポチっとしなかった自分の成長に拍手(笑)