君の知らない君の歌

 この1年間は、昼間は大学院でどっぷり英語教育、夜はTwitterやらブログやらでじっくり英語教育な日々を送っていますので、なんだか世間に疎くなってるんじゃないかと不安になります。ブログの内容もそんなのばっかりなので、ブログを読んでくれた友人からは「普通のことも書けば?」というアドバイスも。

 いや、それなりにお勉強以外もいろいろしてるんですけど、研修に出されてる身分なので、あまり遊びの話ばっかり書いてたらマズいかな、と勝手に自主規制してました。

 ということで、ちょっとだけ書いてみます。最近のお勉強とは関係のない生活。

 まずは、映画をいくつか観てます。週末に見ようと何本も借りてきたものの、まだ見終わってないので、こっから毎日自宅でレイトショー状態かな。最近見たのは、

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

 某所でもお勧めしましたけど、やっぱり面白い。普段教師モノはほとんど見ませんが、この作品では教師本人が変化、成長していくってのがいいなぁ。あとでDVDを買っておこうっと。
インセプション [DVD]

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 昨夜見ました。ラストシーンがホントにドキドキ。いろいろ確かめるために何度も見返したくなります。しかしこれを見てから眠るのがちょっと怖い。起きても不安(笑)
ザ・ウォーカー [DVD]

ザ・ウォーカー [DVD]

 原題は"The Book of Eli"です。「これ地味だろうな」と思って借りたら、期待通りの地味さというか渋さで大満足です。それにしてもゲイリー・オールドマンがかっこいいなぁ。

 こういう時じゃないとなかなか映画も観られないので、どんどん借りてこようと思ってます。みなさんのオススメがあったら教えて下さいね。

 さて、今日は友人の個展も観に行ってきました。

 右のサイドバーにもリンクを貼ってある、日本画家の関口浩氏がもう1人の作家さんと開いている「日本画二人展」です。関口氏は、高校教諭ながら作家としても活動をしていている方で、現在同じ大学で研修中なんです。

 美術展ってこれまでに結構行きましたけど、何気に日本画ってちゃんと見るの初めてかも。絵の具の原料の石の欠片がキラキラ光ってて、これは写真では伝わらない綺麗さ。感動しました。詳細な技法についての解説や原料や取材旅行の話、仕事ととの両立の秘訣など、いろいろお話を伺いながら見られたので、すごく楽しかったです。もう一人の岡部さんの作品も、緻密ながらやさしい色遣いで素敵でした。桜が綺麗。ぼくもこういうのが買えたら(そして飾れるような部屋があれば)いいんだけど…。3月8日(火)まで上野松坂屋の美術サロンで開催中ですので、みなさまもよかったらどうぞ。

 最近読んでる本もご紹介。

Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us

Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us

 邦題は「モチベーション3.0」ですかね。iPadKindleで買ってみました。まだ最初の方です。この手の自己啓発モノはずいぶん読んだので、原書に手を出してみた次第です。でもこれはちょっと自分の研究とか関心分野に関わるお話ですね。
ケルトを巡る旅 -神話と伝説の地 (講談社+α文庫)

ケルトを巡る旅 -神話と伝説の地 (講談社+α文庫)

 河合隼雄さんがケルトの民話の謎を紐解きながら、アイルランドを巡ります。これ読み始めて、アイルランドを旅してみたくなりました。(←単純) そういえば前にスコットランドを旅したのも、村上春樹の本がきっかけだったなぁ。蒸留所巡り、楽しかったなぁ。
もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

 音楽もいろいろ聞いてます。主にレンタルが多いです。でもこうやって並べるとバラエティ豊かというか、節操ないというか。いや、なんでも好きなんですよね、基本的に。
ALMA

ALMA

君の知らない君の歌

君の知らない君の歌

In Between Dreams

In Between Dreams

ギャザー・ラウンド

ギャザー・ラウンド

The King of Limbs

The King of Limbs

The Resistance

The Resistance

 あ、Radioheadの新譜はCD盤はまだ発売してないんですね。ダウンロード盤で買いました。相変わらずな世界観で嬉しいんですけど、そろそろもうひとつ新たな刺激も欲しいかな。

 個人的にかなり気に入ったのはASKAのセルフカバー盤かなぁ。最近の一般的なポップスに比べて、メロディーに乗っている言葉に少しゆとりがあるんですよね。とはいえスカスカでもない。彼の独特の歌い方で、その空白を埋めています。同時に、言葉の持つ意味にも空白というか、行間がある。正確に言うと、「語間」っていうのかな。キーワード1つで妄想をいくらでも広げられる深さがあります。こういう歌がいいなぁと思うようになったぼくは、もうオトナというかオジサンなのかなぁ。

 ということで、いろいろインプットはしています。アウトプットする機会があればいいんだけどなぁ。

#本日のBGM:休みの日 / JUN SKY WALKER(S)