英検協会の『STEP英語情報』9・10月号が発刊されました。今号のスペシャルインタビューは長谷部誠ですね。
7・8月号に続いて、「テストで英語好きを育てる」シリーズの第3回を書かせて頂きました。前号では「作るのも、受けるのも楽しみなテスト」ということでペーパーテストの工夫をご紹介しましたが、今号では「生徒が思わず「本気」になってしまうパフォーマンス・テスト」を扱っています。
具体的には「買物検定」、「Mission Card」、「ぐるぐるメソッド」、埼英研「スピーキング・テスト」をご紹介しています。どれも素晴らしい活動で、本当にオススメです。詳細は誌面にてお確かめください。来月くらいにはウェブ上でも読めるようになると思います。(→英検「テストで英語好きを育てる」特集サイト)
誌面をご覧いただくとわかると思いますが、今回ご紹介しているパフォーマンス・テストのアイディアは、すべて誰かから教わった活動で、私のオリジナルではありません。でも、私が「いいなぁ」と思って追実践し、実際に生徒も意欲的に取り組んでくれた活動には、やっぱり共通するコアな要素があるように思います。そういうエッセンスを読み取ってもらえるとうれしいです。
参考文献として挙げてある書籍も以下にご紹介しておきます。
- 作者: 今井裕之,吉田達弘,兵庫教育大学HOPE開発プロジェクト
- 出版社/メーカー: 教育出版
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 靜哲人
- 出版社/メーカー: 研究社
- 発売日: 2009/06/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どれも不思議なご縁あってのお話なので「せっかくだから」と、2011年前半までのものはどれも断らずに挑戦させていただきました。とてもいい経験になりました。でもこれからの後半は「本業」とでもいうべき修士論文に集中します。こっちで納得いかないものを書いてたら本末転倒ですもんね。
何度も書いていますが、「書く」ということと「読んでもらう」ということで、私は育てられてきたと感じています。みなさんにもその喜びを味わってもらえたらと日々感じています。あ、そうそう、だからしばらくご無沙汰しております「英語教育ブログみんなで書けば怖くない!」企画も、またやりますよ。10月1日を基準日としましょう。テーマはまだ思案中です。今月の中頃までにはまた詳細をお知らせしますね。ぜひご参加くださいね。