テストで英語好きを育てるために(第3回)

  英検協会の『STEP英語情報』9・10月号が発刊されました。今号のスペシャルインタビューは長谷部誠ですね。

 7・8月号に続いて、「テストで英語好きを育てる」シリーズの第3回を書かせて頂きました。前号では「作るのも、受けるのも楽しみなテスト」ということでペーパーテストの工夫をご紹介しましたが、今号では「生徒が思わず「本気」になってしまうパフォーマンス・テスト」を扱っています。

 具体的には「買物検定」、「Mission Card」、「ぐるぐるメソッド」、埼英研「スピーキング・テスト」をご紹介しています。どれも素晴らしい活動で、本当にオススメです。詳細は誌面にてお確かめください。来月くらいにはウェブ上でも読めるようになると思います。(→英検「テストで英語好きを育てる」特集サイト

 誌面をご覧いただくとわかると思いますが、今回ご紹介しているパフォーマンス・テストのアイディアは、すべて誰かから教わった活動で、私のオリジナルではありません。でも、私が「いいなぁ」と思って追実践し、実際に生徒も意欲的に取り組んでくれた活動には、やっぱり共通するコアな要素があるように思います。そういうエッセンスを読み取ってもらえるとうれしいです。

 参考文献として挙げてある書籍も以下にご紹介しておきます。

HOPE:中高生のための英語スピーキングテスト

HOPE:中高生のための英語スピーキングテスト

英語授業の心・技・体

英語授業の心・技・体

 さて、これで『英語教育』3月号、『新英語教育』6月号、『STEP英語情報』7・8月号、9・10月号と、連続して登場させていただいた「活字ラッシュ」が一区切りです。ほぼ同時期に『成長する英語教師をめざして』も発刊されたので、ホントにラッシュでしたね。昨年末からいろいろ書きっぱなしだった気がします。ふぅ。

 どれも不思議なご縁あってのお話なので「せっかくだから」と、2011年前半までのものはどれも断らずに挑戦させていただきました。とてもいい経験になりました。でもこれからの後半は「本業」とでもいうべき修士論文に集中します。こっちで納得いかないものを書いてたら本末転倒ですもんね。

 何度も書いていますが、「書く」ということと「読んでもらう」ということで、私は育てられてきたと感じています。みなさんにもその喜びを味わってもらえたらと日々感じています。あ、そうそう、だからしばらくご無沙汰しております「英語教育ブログみんなで書けば怖くない!」企画も、またやりますよ。10月1日を基準日としましょう。テーマはまだ思案中です。今月の中頃までにはまた詳細をお知らせしますね。ぜひご参加くださいね。