2015年11月例会のご報告

 サークル例会のご報告です。

 今月は「はじめまして」の方が何名か。サークルを知ってくださったきっかけは、ブログやTwitterを見て来てくださったり、初任者研修で紹介されたりと様々ですが、今回一番びっくりしたのは、「ブログを読んでいる同僚の理科の先生にこのブログを教えてもらった」という方。英語教師以外の方にも読んでもらえているなんて、考えてもいなかったのでとても感激でした。

 今月から最初に「プリント交換会」を設定しました。

 自分が作ったのでなくてもいいから、最近使ったプリントを1枚持ってきてもらって、シェアしあうという時間です。はじめての呼びかけでしたが、結構たくさんの人が持ってきてくださいました。「これどうやって使うんですか?」とみな興味津々。単語練習、文法演習、ビンゴなど、種類も様々です。「ああ、いいなぁ。こういうのがサークルだよなぁ」と個人的にはすごく実り多い時間でした。

 好評だったので、これは毎月続けようと思います。ついでに、プリントを持ってきてくださった方は、参加費100円を免除、というシステムも取り入れてみます。部活帰りに寄ったので手ぶらです、なんて方もいますから、そういう方はいつもどおり100円をお願いします。プリント持って行かないと参加しづらい、というのもイヤなので、どちらの方にも参加してもらいやすいように、とりあえず今年度はこのシステムでやってみます。

 さて、メインはA見先生による「英語教師の英語学習法」です。

 英語教師として「商品としての英語」を提供し続けるために、忙しい中でもどんなトレーニングに取り組んでいるか、まずはA見先生の日頃の様子をご紹介。継続的にTOEICも受けてらっしゃるそうですが、「某施策により教師向けの割引価格で申し込んだ回は部活の大会で結局受験できず」とか「当日朝7:00から部活やって、三者面談やってからTOEIC受験でヘロヘロ」とか、本当に涙ぐましい努力の数々。でも我々教員が自分を磨こうとすると、結局そういうのが現実、というところも改めて浮き彫りに。

 後半は途中から駆けつけてくださった小学校の先生が、自身の英語力アップのためにどんな勉強法がオススメか、具体的なアドバイス大会に。特に長文読解について、具体的な教材名や練習方法も挙げながら、熱い話し合いになりました。

 学習者として英語学習を振り返ってみると、自分が生徒にやらせていることに本当に意味があるのか、改めて考えるよい機会になります。また、そういえば自分はこんなこともやっていたな、という振り返りから、目の前の生徒向けに新しい指導方法が思いついたりすることもあります。そんな指導者と学習者の視点を行ったり来たりする、とっても貴重な機会をA見先生には作っていただきました。本当にありがとうございました。

 来月の例会は、事務局の都合で未定です。以前ご案内した12/20は諸事情により開催できなさそうです。詳細が決まりましたら、改めてご案内しますので、どうぞよろしくお願いします。