2016年10 月例会のご報告

 遅くなりましたが、10月例会の様子をお伝えします。

 10月は小さなお部屋での開催になってしまったので、参会者が入りきれるか心配だったのですが、結果的にはちょうどいい人数。濃い話し合いが出来ました。

 今回の話題づくりはS山先生。なんと今年度のソフトテニス全中優勝校の顧問の先生で、土日は練習試合や大会のために全国を飛び回る超多忙な先生です。そんな先生でも英語教師なら(当たり前ですけど)毎日の英語授業をおこなっているわけで、日々悩みながら奮闘されている様子を伺いました。ちなみに、S山先生は学生時代からうちのサークルに顔を出してくれているんですよ。

 さて、今回はディベート授業に挑戦ということで、2年生のリーディングの単元を素材にディベートまで持っていきたい、というプランです。S先生が考えている活動を実際にやってみて、参加者からフィードバックをもらう、という形でやってみました。


 で、実際にやってみると、2年生ということでまだ使える表現も限られること、生徒の習熟度に差があることなど、不安な点も浮かび上がってきました。そして参加者からいろいろなアイディアを出し合いました。2年生ということも考慮して、ALTと生徒(グループごと)でディベート対決する、なんて案も出ました。小学校の先生からは、小学校の国語教育との連携についてもお話がありました。S山先生は、これらのフィードバックをもとに、自身の指導案を再構築していくことと思います。

 実はS山先生は、近々年次研の研究授業を控えていて、今回の授業プランはその時におこなう予定もののです。地元のサークルとして、地域で頑張っている先生をサポートするという意味で、今回は「S山先生応援企画」として実施してみました。サークルって、こういう役割も大切だと思うんです。なので、「近々研究授業を控えているんだけど…」という方、いつでもご相談ください。みんなで一緒に考えて、その人らしい授業ができるように応援したいと思っています。

 ということで、10月も楽しい例会になりました。近々ご案内しますが、今月は27日(日)に、ビデオによる授業研の予定です。お楽しみに。