1年生の2学期最後は、canとcan'tの練習。
動詞の語形変化がないからラクと思いきや、I can baseball.みたいな文も飛び出してきちゃうので、改めて動詞ってなんだろうと考えてもらう(感じてもらう)よい単元なのかも知れませんね。
canの練習ってこれまでにもいろいろやってきたけど、ALTと話しながら、なんかもっと地味な活動もできたらいいよなぁと考えたのが、この「チェックリストを読む」という地味な活動。
can/can'tを使って書かれている10個の文について、自分に当てはまる(自分も同じ!)と思ったらチェックを入れる、という活動です。1〜2分で読んでチェックを入れたら、全体で音読しながら簡単に内容の確認。
で、実はこれは「◯◯度チェックリスト」になってまして、それぞれが読んでチェックしたあとに種明かし、という流れです。写真のリストはALTの「ケン先生度チェックリスト」です。6個チェックが入ったあなたは、「ケン先生度60%です!」というわけです。挙手をして度数分布を確認。60%が最高だったかな。
2種類のリストを用意して、列ごとに交互に違うリストを配っているので、今度は隣の人が持ってるリストが気になり始めます。まぁ、I can't drink coffee.とかあるので、生徒が見ればそれが「anfieldroad度チェックリスト」だとすぐにわかるんですけど(笑) 90%の生徒がいて、教室にどよめきも…。それ、ほとんどanfieldroadということですよ…。
せっかくなので、隣の人とリストを交換して、もう10個英文を読ませるんですけど、「読め」と言わなくてもみんな勝手に楽しんで読んでくれていました。こういう仕組みってすごいなぁ、うまく活用したいなぁ、と思います。
「◯◯度チェック」というアイディアは、青野先生のご著書を参考にしました。コピーして使える素材集ですが、生徒が読みたくなる仕掛け、を学ぶいう意味でも、本当に勉強になることが多い本で、オススメです。
知らず知らずに語彙力アップ!英語多読ワーク40 (授業をグーンと楽しくする英語教材シリーズ)
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授業ネタ書いたの、久しぶりですね。こんな感じでちょっとずつでも、書き続けたいものです。