バトンを受け取る

 埼葛スピーチコンテストに向けての役員準備会でした。

 一応、会場責任者を仰せつかってはおりますが、コンテストにはできれば役員としてではなく生徒を引率して行きたかったです。予選敗退が、返す返すも悔しい。行事に授業に指導に忙しいこの時期、役員というだけで出張させてもらうのはそれだけでも心苦しいものなのです。来年こそは…!!

 さて、今回担当していただく地区の英語科スタッフは総じて若い!びっくりです。現場に若い先生が増えてきたんだなぁ、と実感しました。しかも前任校でお世話になったK先生やH先生などの先輩方もいらっしゃって、バランスがいい感じがします。もっとも、中間がいないと言えばいないですけどね。

 自分はその中間世代として、どんな役割が果たせるのか、まだまだ疑問です。上の世代に対等にもの申すのも憚られるし(まぁ時に生意気なことを言ってますが…)、下の世代をぐいぐいと引っ張っていけるほどまだまだ自分自身が成熟していません。学校の中でも同じですけど、サークルや中英研などの地域の英語科コミュニティを顧みても、これは私にとって、永遠の悩みなのかもしれません。

 個人的には、同年代のライバルや仲間がもっといてくれたらなぁと切に願います。今はネットもあるので、全国でがんばってらっしゃる様々な英語の先生方と交流がで出来ますが、生で授業を見て、刺激されて、意見をぶつけあって、というのがなかなかできません。そもそも人の授業を見に行く、という機会がほとんどないのです。

 せっかく期待していた11月の集中研修でも、なんと私が授業をやることになりました。人に見てもらうのはもちろんものすごく勉強になるとわかっているんですけど、今は他の人の授業がみたいなぁと思っていた時期なので、胸中複雑です。ともいつまでも言ってられないので、そろそろ構想を練らないとまずいんですけどね。

 一応、教科書理解とライティングをお見せしようと思っています。全員が20分くらい静かに作業している研究授業なんて、ダメかなぁ?(笑) それより、先日の研修会参加者が全員来るとすると、50人くらいになりそうな予感。どこで授業やるんだ?

 ……体育館!?(汗)