受動態の導入

 2年生の3学期って重いですよね。比較級に受動態。行事も多くて授業時数もそんなにないし、駆け足で突き進んでいます。そんな中での「受動態」の導入。

 比較級の導入に続いてドラえもん一派の画像を活用します。やっぱりなじみ深いキャラクターだし、設定がわかりやすい(=キャラクターの特徴がはっきりしている)ので、いろいろ使いやすいんです。もっとも私がドラえもんマニアなせいで、授業中の雑談が増えてしまうのは玉に瑕。(時間がないのに…)

 さて、実際の導入ですが、まずは絵を見せながら

 Nobita loves Shizuka.

という文を引き出します。普通はここでShizukaを主語に置き換えさせて、

 Shizuka is loved by Nobita.

って持っていくんでしょうけど、私はあまのじゃくなのでのび太の絵の左にさらにこんな絵を追加します。

ここから、

 Jaiko loves Nobita.
 So, Nobita is loved by Jaiko.

という文を導き出します。こうすると、「のび太から出て行く矢印」と「のび太に向かってくる矢印」が表示されるので、

 Nobita loves Shizuka.
 Nobita is loved by Jaiko.

というのび太を主語にした2つの文で比較することができます。従来の同じ文を能動態から受動態に書き換えさせるよりわかりやすいんではないかなぁと思います。(というか書き換える必然性を見いだせないでいます)個人的に、能動態を受動態に書き換えさせる文法問題があまり好きではないってのもありますけど。あんまり大きな差はないかもいしれませんが、こんな風にやってます。みなさんはどうですか?