埼葛授業研究会06

 昨日は前にご紹介した埼葛中英研の研究授業でした。福沢先生、堀内先生による2教室同時公開の研究授業でした。11月の忙しい時期だけになかなか参観者は集まりませんでしたが、来なかった人は損ですよ。ホントに。素晴らしい授業でした。

 ビンゴ、ディクテーション、会話活動(Project"I")、教科書音読、英語による説明、とテンポよく授業は進みます。先生はストップウォッチ片手に生徒を上手に動かして行きます。盛りだくさんでしたが、生徒が活動に慣れ親しんでいて、先生が黒板にカードを貼ると「今度はあれかー」「今日は上手くいくかなぁ?」と声が上がります。

 会話活動(Project"I")は、私がやっていた"2S3Q"にすごく似ていますが、視点が少し違います。生徒はSpeaker、Notetaker、Questionerに分かれます。Questionerは指定されたテーマ(今回は"Sports")についてSpeakerに質問をたくさん投げかけます。その応答をNotetakerはどんどんメモして行きます。数分後、Speakerはそのメモを見て、自分の「解答」をうまく組み合わせてスピーチを組み立てます。自分が知らず知らず答えたことの中から、自分も知らないような「新しい自分」を見つけ出すことが出来るかもしれない。ただの会話活動を超えて、生徒達の「自分探し」の活動になっているところがすごいです。

 この他に英語リーダーを活かしたイングリッシュペアの活用や、教科書の内容に生徒に英語で説明させる活動など、見所がいっぱい。ああ、俺も行けばよかった!と後悔しているあなた。12月のSETC&ASTEKでこの日の様子を話題にできればと交渉中です。(16日あたりかな)詳しくはまたここでご案内しますので、お楽しみに。