でそ単2(使い方編)

 さて、少し前に紹介した「でそ単」こと「試験に出そうな英単語」ですが、ただ同じ単語を練習するだけじゃ、ボキャブラリは定着しないと思います。せっかく頭の中にしまっても、それを引っ張り出してあげるための練習をしておくべきだと思います。そこで、この「でそ単」にはさりげない工夫があります。

 ファイルをダウンロードしていただいてご覧になっていただくとわかると思いますが、「でそ単」ではその英単語を一番左端に、単語の意味(日本語)を右端に印刷してあります。これは生徒がテスト形式で単語練習に取り組めるようにするためです。

 一番左端の英語の部分を隠すようにタテに紙を折ると、即席の単語テストになります。右端の日本語を見ながら単語を書いていきます。折ってあった部分を広げればすぐに答え合わせができて便利です。

 2回目以降は今書いた部分も含めて隠れるようにタテに紙を折ります。これを何度も繰り返して「もうこの単語は書ける!」という状態になったら、その単語の日本語のところに印をつけます。その単語はもう練習しないわけです。書けない単語だけ、何度も練習する。そうすることで、効率よく着実に単語が定着するようになります。

 もちろん英語が苦手な生徒は、まず何度も同じ単語を書く必要があるでしょう。それも大切だと思います。でもただ紙を黒く埋めるだけでは書いているうちにスペルがいい加減になっていたりしても気づかないし、何より手が疲れるだけで覚えません。

■ヨコに練習する場合

soccer soccer scoeer soceer サッカー
basebaal baseball baseball   野球
basketball       バスケ

■タテに練習する場合

soccer                サッカー
baseball             野球
basketball             バスケ

 だから、「でそ単」をコピーして、1枚目はヨコに、2枚目はタテに、という使い方をオススメしています。

 さて、そんな風に縦に折るのが簡単になるように、「新でそ単」として、マス目状にしたものも作ってみました。埋めていく感が気持ちいいらしく、こっちの方が生徒には好評です。よかったら、こちらもダウンロードしてみてください。
新でそ単(1年3期末).xls 直

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