卒業生の言葉

 最近、いろんなところで、いろんな卒業生と言葉を交わす機会に恵まれ、自分のお仕事について考える機会が多くありました。

 まずは一昨日の運動会。高校2年生のUさん(middle-aged womenを語った人)が、高校の同級生のSさんを連れて来校。Sさんは、私が前任校で担任した某漫画にも登場していたバレリーナ。高校で同じクラスになり、「anfieldroad知ってる?」って会話で仲良くなったらしい。中学時代それぞれの学校で私が「こんなこと言ってたよね?」とか「これ授業で使ってたでしょ」とか「こんな活動やってた?」なんて、共通の話題で盛り上がったそうです。(どこへ行っても同じことやってるんだってバレちゃっただけのような…)

 昨日は、やはり前任校のMさんから「将来、私も教師になりたいんですけど」なんて相談を受けました。「中学時代に先生方をみてて、憧れた」とのこと。素直にうれしいけど、責任重大ですよね。特にこれからの時代に教員になろうっていうのは、結構大変なことのように思えます。教師受難、激動の時代ですから。(もっとも、私なんかもそう言われながら教員になりましたけどね)

 あ、昨日はOさんも部活を手伝いに来てくれましたね。深謝。卒業後も母校に関わりを持ってくれるって、うれしいですよね。ぼくなんか卒業以来一度も中学校に顔を出してないし、担任を町で見かけても逃げ回ってましたけど。

 そして今日。コンビニの駐車場でNくん母子と遭遇。

「先生! うちの子、頭よくなったんですよ!」
「学年1番なんです」
「あの学校に行ってよかったです」
「3年の担任がanfieldroadさんでよかった!」

 お母さんは、マシンガンのようにうれしい言葉を並べてくれました。少しは世の中の役に立てているのかなぁ、と考えた彼岸の入りでした。