スピーチコンテストの秘訣1

 地区のスピーチコンテストでした。うちの学校からは2名の女子が参加。2人とも入賞(35人中8位以内)を果たしましたが、惜しくも上の埼葛大会には進めず。結構狙ってただけにショックは大きく、生徒とともにうなだれる。

 おかげさまで今の学校に異動以来3年間、面倒を見た生徒は全員入賞できています。でも、上の大会に行けたのは昨年の1名だけ。もっともたった4人しか行けないから「スピーチなんてジャッジ次第」とも感じるけど、そう決めつけちゃうと前に進めない。「どんなジャッジにも選んでもらえるスピーチ」を目指すしかないですよね。

 コンテストの評価規準は3点。発音30点、デリバリー30点、内容40点です。やっぱり内容が一番大切だと思います。「あの子の発音よかったね」より「あの話はよかったね」の方が記憶に残るし、ジャッジも審査時にスクリプトなんかをみて反芻しやすい。

 正直「いかにもスピーチコンテスト」な内容は避けるようにしています。「世界平和」や「環境問題」は全然リアルじゃないし、「部活の話」や「私の夢」なんかは「だから、何?」という感じ。(同じような話が多すぎるんです!)

 ということで、私は「ユニーク」であることにこだわって、生徒と一緒にスピーチを組み立てています。具体的な手順はそのうち書きますけど、とりあえずこの方法で毎年なんとか入賞まではこぎつけています。一定の成果は上がっているといえるかなと。

 ちなみに昨年までのスピーチタイトルは以下の通り。

年度 タイトル 概要
2005  What drives middle-aged women  何かに夢中になるって大切
2006  Give my cell phone back 中学生だってケータイ使いたい!
2006  Say "Thank you" please 席譲られたら、ありがとうって言おうよ
2007  The Monster 睡魔との戦いあれこれ
2007  Changed by love 好きな人がいれば、私はがんばれる!

 あ、タイトルも結構こだわっているつもりです。参考になれば幸いです。