カキトリン1(はじめに編)

 ご無沙汰してます。毎日忙しいです。運動会が終わったら、今度は文化祭(合唱コンクール)です。まぁ、日本中どこの中学校もそんなシーズンでしょうね。私も(いろんなものに)負けずにがんばります。

 さて、2学期から始めた新アクティビティのご紹介。といってもただの「音読筆写」なんですけどね。教科書本文がコピーされたプリントの裏面に、プリントを裏表何度もひっくり返しながら本文を書き写す、という活動。書き写す時のガイドになるように、

 Shun:
 Aki:
 Shun:

のように、誰のセリフが入りそうかは印刷しておきます。ちなみにひっくり返しながらやりやすいように、裏表は天地逆さに印刷。

 とにかく、「速く」「正確に」書き写せるようになることを目的にしているので、急がせるための演出も必要と、「カキトリン年齢」を算出することにしました。まぁ「脳年齢」みたいなもんですが、もちろん根拠はありません。

 やり方は簡単。黒板に20、23、27、30と数字が書き並べておき、ある時間を過ぎると20から数字をどんどん消していきます。全文を写し終わったとき、黒板に書いてある年齢があなたの「カキトリン年齢」ということにしました。ちなみに私が試しにやってみて終わった時間が20歳の目安。以降、20秒ごとに約3歳ずつ年をとっていくという設定です。

 ページによって分量や難易度が違いますが、まぁ私と同じ速度でできたら立派なもんだ、ということで、少しでもカキトリン年齢が下がるようにとがんばらせています。初回は悲惨なモノで、40代や50代も続出。「せめて自分の親は超さないように」というのが現実的な当面の目標か。

 「書くことを習慣づけたい」ということと「まとまりで見て覚えるくせをつける」というのが主な目的でしょうか。内容がわかった英文を何度も書き写すという作業を少しでも楽しくやってもらえたらと思っています。

 >>カキトリン2「カウント編」