授業びらき

 英語の授業びらきでした。

 今年は3年生の担当で、連休明けすぐに修学旅行を控えている関係で、学年賄いの期間も教科の授業が全然なくて学活ばかり。新年度始まって2週間以上経った今日、やっとはじめて英語の授業がありました。私としては約2年ぶりの授業。生徒よりドキドキしていたかも。

 といっても1回目なので中身としてはシラバスを使ってのガイダンス。英語科としての目標と、高校入試で求められる力と、授業や定期試験で測る力と、授業で練習することのつながりを説明しました。

 「高校入試で問われる力」は「中学校3年間で身につけたい力」の一部分でしかないことをお話しつつ、学校の授業ではそれ以外の部分も練習するし、評価するよ、というお話。

 生徒にとっても、新しく来た「未知の先生」がやる授業なので、少し丁寧に説明したつもりです。でも「話す感覚」が鈍ってるからうまくまとまらないし、時間はかかり過ぎるしで散々。たった3コマで声枯れちゃいましたよ。

 後半は副教材の配布。教科書準拠ワーク、入試向け総まとめ問題集の他に今年は「意味順ノート」を持たせました。1〜2年生の復習としての「意味順英文解釈」や「意味順ディクテーション」「意味順英作文」などに取り組むつもりです。そのへんの活動については追々。

 そして最後はグルグル!

 ずっと自分のクラスの生徒たちと関わってたので、同じ3年生でも他クラスの生徒はまだ全然わからない状態。でもやっちゃいましたよ、いきなりグルグル。「言えることは英語で」のプリントを上から順番に言わせる感じで、Lの音を重点的に指導しました。家元の靜先生もブログで書かれているとおり、生徒との距離をいきなり縮めることができたと思います。思ったほど拒否感もなく、みんながんばって挑戦してくれてたのも収穫です。

 これからどんな授業になっていくのかは未知数です。研修中に学んできたことは多すぎて、どれが自分の血や肉となって残っていくかはまだわかりません。とりあえずは「意味順」と「グルグル」は軸になりそうな感じです。

 研修明けという身のため、今年は授業を人に見ていただく機会が何度かありそうですが、こだわりを大切にしたいのでいつでも同じようなことをやっているような予感。その一方で、そのたびに違うことに挑戦している予感もあります。私自身まだまだ迷いながらですので、もし授業を見ていただく機会がありましたら、みなさまからご助言をいただけると嬉しいです。