教科書サマライズ

 2年生はサマライズをスタート。

 まずは、練習がてらLesson5の本文を「3Rsについて」という視点でサマライズした文章の虫食い穴埋め。本文中で"We"と言っていた部分が、客観的に"They"に変わることに気づかせる。こういう「サマライズ穴埋め」は比較的受験問題や定期試験問題の定番っぽいので、取り組みやすいかも。

 で、今度はそれを参考にしながら、Lesson6の本文を「What's Universal design?」というテーマで、今度は自力でサマライズ。一応100語以内でまとめることに。最初は教科書本文を見て、そのまま(あるいは少しだけ替えれば)使えそうな英文に下線を引く作業から。余計な会話をそぎ落とし、テーマに絞っていきます。時間の都合で今回はここまで。次回の授業ではワークシートにそれらの英文を書き写していく予定です。

 もう英文を書き始めたfast learnerたちの様子を見ていると、あとから追加削除訂正をすることを想定して、もう少し行間の広いワークシートにすればよかったと少し後悔。ま、次回の課題にしましょ。まずは取り組んでみることが大切。

 「COSMOS」とか「ポケモン書けるかな?」とか、いわゆる中学生でもできるフリーライティングっぽい活動はいろいろやってきましたが、今回のような「ある程度答えがある」というか「それぞれの個性は出るけど、基本的に求められる量と質は明確」というタイプのライティング活動をあまりやってこなかった気がします。「正しく書く」という力を伸ばすためには、よいモデルを示しながら、まずは模倣することが大切ですよね。そういう意味では、「カキトリン」のような視写(写経?)の活動をスタート地点に、徐々に自力でモデルに近づく経験をさせていくことは、書く力を伸ばす上でフリーライティングと両輪になっていくと思っています。そういう意味では、いわゆる古典的な英作文だって、活用法がたくさんあるんだろうなぁ。

 これまでやってみたライティング活動をもう少し整理して、自分なりの3年間のライティング指導計画を作ってみたいです。