小学校英語最前線

 隣接する小学校の英語担当の先生が来校。一年生の授業を参観していかれました。物理的に近くにあっても、お互いに行き来をするのは難しいもんです。この時期になんとか1回目が実現です。

 小学校側が英語関係の委嘱を受けてるので、少しでもお役には立てればいいんですけど、もう少し行政の計画段階から中学校の意見を聞いてもらえないと辛いです。走り出してから、体勢を整えるのは大変なんですよ。

 さて授業の方は、ボキャブララソン、英語の歌、教科書内容理解、音読、カキトリンと(私としては)いたってオーソドックスな内容。「小学校時代よりも集中して授業を受けてるからびっくり」との声も。そういうしつけは最近やっと整ってきたかなぁと思うところだから一安心。まずはそういう「一貫教育」が大切ですね。何をやるにも。

 小学校との違いとして、書く活動を多めにしてたから、そのままは参考にならないでしょうけど、中学校ではああいうことをやるんだから、小学校ではこんなことをやってみようとイメージを持ってもらえると嬉しいですね。それが「中学校につながること」でもいいし、「中学校ではできないこと」でもいいと思うんですけど。少なくとも英語の場合は、中学校三年生が共通に思い描くゴールになるんでしょうから、どこぞの児童英語レッスンとかを参考にするより前に、まずは中学校の授業をもっと小学校の先生方に見てもらいたいです。