08上半期検索語ランキング

 1学期もようやく終わりが見えてきて、2008年としてもほぼ半分が終わります。はてなアクセス解析より、2008年上半期の、検索語ランキング(どのキーワードでこのブログにたどり着いたか)を発表します!

第1位 a new whole world 歌詞   271回 9.36%
第2位 英語教育2.0       139回 4.80%
第3位 miles away 歌詞       79回 2.73%
第3位 beautiful you're 歌詞    79回 2.73%

という結果に。「英語教育2.0」など半角で書かれてたりすると、別キーワードとしてカウントされちゃうので、細かく分析すると多少の差はあるでしょうけど、全般的に英語の歌の歌詞を求めて来た方が多数。特に"A Whole New World"はこれまでも不動の1位でした。

 その他、上位で目立ったキーワードとしては、

「教育実習 英語」「受動態 導入」
「導入 現在完了 経験」
「アクティビティ 現在完了」

などがありました。上半期ならではの文法項目ですが、主に2年生の後半から3年生の前半に扱う文法ばかり。このへんの文法を、3年生の発達段階を考慮しながら、どう指導していくかみなさんお悩みなのかもしれません。

 最近、某市教研の研究授業の話を耳にして唖然。「英語の歌、ウォームアップ会話、ゲーム、ゲーム」みたいな展開。班対抗のゲームを2つもやる意味がどこにあるのか。とってつけたような会話活動で、スネークフォーメーションに大混乱。ルールが複雑すぎて教師の説明ばかり長くて、活動時間数分のゲーム。聞いているだけで、その教室が目に浮かびます。ああ、そういえば今月参観した某授業もそんな感じだったなぁ。「なんかぼくが教員になりたての頃に流行ってたような授業が、まだ結構あっちこっちでなされているんだなぁ」と感心落胆。もしかしたらそれでも研究授業用に「あえて」がんばって取り組んでくれた授業なのかも知れませんけど。研究授業というと、「コミュニケーションを!」と慌てる傾向がまだまだ根強いんですね。

 地区の英語教育の向上のためにと、ややオフィシャルな組織の役員やらアンオフィシャルなサークルの事務局なんかを引き受けてきて、多くの素晴らしい実践を目にしてきたけど、実は私が知るところではない(しかも割合からいったらかなり多数の)普通の教室では、結構イタイ英語の授業が展開されているのかもしれない、と不安になりました。

 私にできることは、なんだろう?