いろいろカウントダウン2015

 毎年恒例になりました、1年間の振り返り。

 今年はなんと1回も更新できなかった月があったりして、更新回数は過去最低。それでも年間約24万のアクセスをいただきました。冬休みに入って、更新を再開していますけど、できるときに少しずつ書いていこうと思っています。

 ということで、今年もいろいろカウントダウン。

ページ別アクセスランキング(トータル)

第1位 
スピーチコンテストの「内容」点はどう評価するべきか?
第2位
英語の歌で盛り上げる1(選曲編)
第3位
ドラえ◯んの前置詞講座
第4位
受動態を使ったコミュニカティブなアクティビティ
第5位
現在分詞の形容詞的用法
第6位
教科書音読シート(まとめ)
第7位
直前に撮った写真でThere is/are導入
第8位
人称代名詞で歌おう!
第9位
24マス☆ライティング!
第10位
ふたりdeシャウト!(looks編)

 過去ログを中心に定番の記事が上位を占めていますが、これまでずっとトップだった「英語の歌」関連を抜いて、「スピーチ指導」が1位になったのが印象的です。おそらく検索して来てくださっているんでしょうけど、そういう関心が高まってきている、ということの現れでしょうか。

 また、9位、10位には、個人的におすすめな具体的なアクティビティーがランクインしました。いろいろな単元で活用できる、というのが私のブログでご紹介するアクティビティーの売りでもあるので、試してみていただいて、目の前の生徒さん向けに自由にアレンジしてみていただきたいです。

検索語ランキング

第1位 英語教育2.0
第2位 スクールプラニングノート
第3位 is there 導入
第4位 イメージ イラスト 前置詞
第5位 導入 関係代名詞
第6位 クリスマス 授業 英語
第7位 導入 現在分詞
第8位 ドラえもん 前置詞
第9位 授業 英語 歌
第10位 アクティビティ 目的格 関係代名詞

 こちらは毎年変動があります。後置修飾系の文法項目について、「導入」に悩んでいらっしゃる方が多いようです。確かに、後置修飾って、文構造を正確に理解できていなくても、語彙さえわかっていればなんとなく意味がわかってしまうところがあって、「意味のある導入」を突き詰めて考えると、深みにはまっていく感があります。このへんは、また改めて書きたい話題です。

 また、ランキングには入れませんでしたが、私の本名で検索してきている方がかなり増えました。このブログのどこにも本名出してないのに、どうしてたどり着いてしまうのでしょうか…。((((;゚Д゚)))) 本名でお座敷させていただくことも増えましたが、あくまで英語教育界ではanfieldroadの名前で活動したいのが本音です。アイコンのお面を被ったままお話させてくださるようなふざけたくだけた団体さんがあれば、一度やってみたいところなのですが…。(ないなら、自分でやるしかないか?)

当ブログ内人気書籍ランキング

第1位 

田尻悟郎の英語教科書本文活用術!―知的で楽しい活動&トレーニング集

田尻悟郎の英語教科書本文活用術!―知的で楽しい活動&トレーニング集

第2位
中学英語いつ卒業?

中学英語いつ卒業?

第3位第4位
即戦力がつく英文ライティング

即戦力がつく英文ライティング

第5位
続 言語活動成功事例集―Communication Activities

続 言語活動成功事例集―Communication Activities

第6位第7位第8位第9位第10位

 田尻先生の教科書活用本が初の首位です。こちらのブログでは取り上げたことがなかったのですが、ちょうど今(というか今さらながら)、田尻先生の『(英語)授業改革論』を読んでいるところなので、それと合わせて、改めて田尻イズムを語れたらと思います。

 今年印象的なのは、8位・9位に入った、教師そのものの在り方を問う書籍です。部活動の在り方も含めて、職業人としての教師をどう考えるか学校外の方々のあいだでも話題にしていただいた1年だったと思います。今年は2つの大学で、教師を志す大学4年生の前でお話をさせていただく機会があり、「先輩」としてこれから教師になる人たちにどんなことを伝えるべきか、自分でも本当に悩みました。そういう意味でも、昨年度上梓した『英語教師は楽しい―迷い始めたあなたのための教師の語り』が、悩める誰かの役に立てることもあるのだろうな、と改めて思いました。

 毎年このランキングを作成しながら、自分の1年間を振り返ったり、最近の世の中を考えたりするのがとても楽しいです。自分のために、誰かのために、少しずつでも今後も言葉を綴っていこうと思います。