10年経験者研修(教科別研修)の第5日目。
これまで指導案(1単位時間のシラバス)作り、デジタル教材作りをやってきましたが、それも今日でおしまい。夏休みもずいぶん通いましたけど、今日にて一段落。あとは12月にうちの学校で授業研究やって、1月に閉校式をやると研修もおしまいです。
免許更新講習が始まったため、地元の国立大学の講習日程を考慮して、そういう年次研修がお盆前の時期にぎゅうぎゅうに詰め込まれてるんですね。企画・運営されるセンターの方々も大忙しの夏休みだったのではないでしょうか。免許更新のしわ寄せがそんなところにも。
なにかデジタル教材を作らねばと(珍しく)集中して思案してみたところ、アイディアが降ってきた! 昨日の夜mixiとTwitter上に書いてた「2年生夏休み明け最初の授業で何やろうか」というネタが、そのまま使えそうだったので、実際に作ってみた。
まず、指導主事を含め8人のメンバーがいたので、4人組を2つ作りました。チーム対抗戦です。
それぞれ、夏休みの思い出を30秒以内で語ります。そして、その様子を順次ビデオ撮影します。実は、4人のうち1人は嘘をついているので、それが誰なのか、あとでビデオを見て当てる、という活動です。活動前に4人で相談して、どんな英文を話すか、誰が嘘を言うのかを相談させます。英語が苦手な子がいても、4人組で助け合いながら英文を考えられるので、とりあえずみんなで参加できそうです。
一応リスニング活動として発案したので、今回はビデオを見た後チームで「誰がダウトか」を相談し、答えを「せーのっ!」でシャウトさせましたけど、「食わず嫌い選手権」の要領で怪しい人にお互いに質問コーナーを設定したりすれば、スピーキングの活動にも発展できそうですね。
もちろん、別にビデオでやらなくてもできると思います。もともとは、授業の中でスピーキング活動としてやってみたら面白いかな、と考えた活動なので。今回は「ICT教材を作る」というお題のもと、アレンジしてみたわけです。
でも、ビデオ(あるいは音声のみでもいいと思いますが)にするメリットもあります。まず、録画の時点で何度でも「やりなおし」ができること。そして、みんなの発話が並列に紹介されるので、誰もがある程度の声の大きさを求められること。そしてもちろん、自分の発話を映像や音声で客観的に見られる(聞ける)のも、中学生にとっては得難い経験です。
あるいは、他教科の先生方に出演していただいて、先生方に(片言でもいいので)英語を話してもらい、リスニング教材にしてしまうという手もあります。知っている人が画面に出るだけで盛り上がりますし、普段英語と関わりのなさそうな人が英語を使っているだけで、英語の苦手な子にも意外と励みになるのでは。2学期、さっそく生徒たちにも試してみまーす。
前回のICT研修で、「Macって素晴らしい。iPodって便利だなぁ」と感じた同期のみなさんが多くて、ぼくもついこんなのやあんなのを書いたりしてたけど、結局あれからMacを買った人3人、iPod(iPhone含む)を買った人3人ですよ。びっくりです。そして、みなさんの決断力と行動力に脱帽です。少なからず背中を押してしまった人間として、できる限りのアフターサービスをさせていただきますよ!>同期のみなさん
帰りの電車で、いろいろな教育本や教育に絡むビジネスのお話。「教育にもリナックスみたいなのがあるといいのにね」というT氏のお言葉。おお。まさに、ここは英語教育のリナックスを目指しますよ。2.0ですからね。みなさまのお知恵で、よりよいOSに高めていきたいです。ご協力を。
ノート購入。A4方眼ノートにこだわってきたけど、このサイズと形も素敵。
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