本日は、DUETA(獨協大学英語教育研究会)に参加して、ワークショップというか、公開模擬授業をやってきました。
これまでは定期的に講演会などを開催していたDUETAですが、今年度から新しい試みとして学生を生徒の見立てた模擬授業を公開して、まわりで一般参加者が参観する、というなかなか発表者にドSな企画をスタートしました。その第一弾ということで、お声かけいただきました。
公開したのは、ここ1ヶ月継続してやっていた、グルグル&カキトリンと生徒による教科書リプロダクションの授業です。発話の正確さと流暢さをどう両立していくかを、自分なりに考えた取り組みです。流れはこんな感じ。
ここ3週間は教育実習生が来ていたので、ぼく自身授業をするのが久しぶり。そんな中、大学生を相手にグルグルやるのは、かなり緊張しました。でも、学生さんたちもドキドキしながらも楽しんでくれていたように思います。学生さんから「こわーい!」という声が聞こえてきて嬉しくなるくらいにはドSになりました(笑)
今回は「発話の正確さと流暢さ」をテーマに掲げて取り組みましたが、そんな大風呂敷を広げちゃって、自分のやっている授業がテーマに沿っているか不安もありました。ただ、これもライティング関連で再三書いているように「答えのある自己表現」を用いることで、正確さを担保しながら(こだわりながら)発話させる練習ができるんじゃないかな、と思っています。そのために、教科書本文はよい素材になるんじゃないかと思います。
「読む」から「覚えて言う」、そして最終的に「自律的に話す」ようになるまで、「文字情報のある/なし」、「模範解答のある/なし」といった認知負荷を計画的に増やしていきながら、正確さを維持したまま話せる(言える)ような力を育てていきたいです。そういう思いが、模擬授業から伝わっていたら嬉しいです。
初めて「グルグル」を見たという方も多かったと思うので、私の実演ではまだまだエッセンスが伝わりきれてないかもしれないので、興味を持って下さった方々にはぜひ本家「家元」の原典にあたっていただきたいです。
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・「教科書音読シート」
・「たまにはI will repeat after you」
・「対面リピート」
・「カキトリン」
・「教科書を言おう!」
・「グルグルメソッド」のご紹介(『STEP英語情報』記事」)
来週は上都賀英語授業研究会という会にお邪魔してICT関連のお話をさせていただきます。研修後の「御奉公イヤー」はまだまだ続きます。ブログを読んでくださっている方でお越しいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお声かけください。