意味順ノート&丸写しノート

 少し前に柳瀬先生のサイトでご紹介されていた「意味順ノート」が気になります。

 英語罫の普通のノートの上部に、「だれが」「する・です」「だれ」「なに」といった文の構成要素を示すキーワードが薄く印刷されていて、よく見ると罫線にも微妙に区切れ線が入ってる。上のキーワードを頼りに語を並べていくと、自然に英文ができあがっていくという仕組みです。中学生なんかで、文型を教えていなくても、自然に英語的な語順が身につくように工夫がされています。

 教材としてはこれまでも正進社の「語順ドリル」なんて商品もありました。これはこれで、それぞれの文法項目を定着させる段階で、常に語順を意識させる教材として面白いものだったんですけど、この「意味順ノート」のキモは、普通のノートである、というところだと思います。普通のノートの上部にこのキーワードを自分で書かせても同じなんですけど、ふと気になったときにいつでも参照できる、参考に出来る、というところが強みなんでしょう。よくまぁこれだけで商品にしたなぁ、とも思うけど、これはあくまでノートの付加価値なんでしょうね。

 で、気になったので実物を探しに文房具店を回っているんですけど、いまだ発見できず。A書店でもまだ取り扱ってないですね。どっかで注文しないとダメかなぁ。商品紹介ページはこちら。

 そんなわけで巡り歩いてた文房具屋さんで替わりに発見しちゃったのはこちらのノート。ロザンとナカバヤシが開発したという「丸写しノート」です。

 ポイントは横長であること。これで黒板を丸写しできるということです。なるほど。それから、罫線の間に流行のドットが薄く印刷されているので、字が美しく書けたり、図表を書きやすくするという工夫がなされています。

 個人的にはリングノートが嫌いなんですけど、これは「一部分だけリング」なのでギリギリOKかな。何より、さりげなく一番後ろの台紙が厚紙になっているので、前に紹介したコクヨのノート(参考:「授業参観で大活躍のおすすめノート」)と同様に研究授業なんかで立ったまま書くにも最適です。うん、これは面白い。ということで、思わず購入。

 それより、自分の授業用に使いたいと思っている「A4判」「切り取りが簡単」「できれば無地か薄い方眼罫」「最初から2穴空いてたら最高」っていうノートないかなぁ。ノート取り→ScanSnapEvernoteへ→iPadで閲覧、という使い方に早く移行したいんですけどね。ま、その前にiPad買わないと実現しないですけど。

 また文房具屋に入り浸ってしまった午前中でした。