フォルダ分けをやめてみました

 運動会の振替休日。

 休日って、何をどの順番でやればいいか、わからなくなります。ただ時間だけが過ぎていく。これってすごく贅沢ではあるんですが、やりたいこと(やらなくてはならないこと)はたくさんあるので、ちょっと困ったりもします。チャイムが鳴るライフサイクルに慣れすぎている弊害でしょうか。

 古いMacBook Proと新しいMacBook Airでファイルの共有作業を進める。でじたまでも話題にしたのですが、最近はオンラインストレージサービスのSugarSync(シュガーシンク)を使って、2台のMacのファイルを自動的に共有しています。しかもオンラインにデータがあるので、職員室のWindowsパソコンで開くことも可能。iPhoneで閲覧&メールで送信もできます。2GBまでは無料で使える便利なサービスです。詳しくはSugarSyncで検索を。気に入って使ってみようという方はこちらから登録していただけると、紹介キャンペーンでさらに250MB分のスペースが(ぼくにもあなたにも)サービスになるようです。お試しを。

 で、古い授業用プリントなんかもこの際全部移行してるんですけど、一番悩むのはフォルダ分け。これまで結構丁寧にフォルダ分けしてファイルを管理してきたんですけど、Airを買ったときに思い切ってやめてみました。今、Airに存在するフォルダは3つだけ。

Doing
Done
Someone's

 頻繁に使うものや現在進行中のプロジェクトに関わる文書、すぐに使うであろうファイルはすべて"Doing"フォルダに格納。作業が終わったら"Done"に移動。だから、"Doing"フォルダ自体が、ちょっとしたToDoリスト的役割を果たしています。

 それからファイル名のルールを改定・統一しました。Macの検索機能Spotlightは非常に優秀で、本文中も全部検索対象にしてくれて、紛れ込んでしまったファイルを探したりするときには非常に便利なんですけど、普段ちょっとしたファイルを探すには、ヒット件数が多すぎてかえって不便。そこで、「ファイル名」のみで検索できるように、まるでタグのようなファイル名にしています。例えば、

英語_1年_WP(過去形).doc

というファイルなら、英語の授業プリントで1年生向け、過去形の習熟を目指すWriting Practiceということになります。英数字は半角にするなど、細かいルールも統一しました。授業プリントに限らず、すべてのファイルをこのルールでネーミングしています。

 そして、他人からもらったファイルや、研究会などの資料をスキャンしたものなどは、すべて"Someone's"フォルダに収納。ファイル名の最初には作った人の名前をフルネームと、プロジェクト名、そしてその資料のタイトルをすべて入れています。ファイル名はやたら長くなりますが、あとで探すときのことを考えると、この方が便利そうです。

 「研修会」「2年生授業」などとプロジェクトで分けず、「自分が作ったもの」か「他人が作ったもの」かでまず分類し、自分が作ったものも「今使っている」か「もう使い終わった」かでさらに分類する。自分としては、比較的機能しているフォルダルールなので、しばらくこのまま実践してみようかと思います。