Acknowledgements

 本日、無事に修士論文を提出することができました。このあとは口頭諮問や発表会に向けて、しっかり準備をしたいです。ここにこれまでお世話になった皆様への御礼を述べさせていただきます。
 
謝辞
 
 まず最初に、本研究をすすめるにあたり、過酷な使用条件に耐えながらも、データを損なうことなく最後の印刷まで仕事をやり遂げたMacBook Air11氏に感謝を申し上げます。昨年、旧MacBook Air13氏が急な大怪我(腰椎骨折)に倒れた際に急遽駆けつけてくれたピンチヒッターではありましたが、旧モデルよりひとまわり小さい体で、あちこち乱暴に持ち運ばれながらも、しっかりと仕事をこなしてくれました。

 また感謝の言葉は、iPad氏とiPhone氏といったモバイルデバイス諸氏にも向けられるべきです。特にiPad氏は、大量の論文PDFをその薄い体に溜め込み、いつでも必要な論文が読める/書ける環境を整えてくれました。また、PDFリーダーアプリのGoodReader氏と組んで授業で扱う論文PDFを印刷せずに快適に読む環境を作ってくれたり、Apple Wireless Keyboard氏と協力して旅先でのレポート作成を可能にするなど、大学院での授業そのものに大変貢献してくれました。

 そういったコンピュータ上のデータ管理に関して言えば、クラウドサービスのSugarSync氏にも併せて御礼を述べなければなりません。MacBook Air氏の中のデータを瞬時にネット上にバックアップし、他のMaciPadからでも常に最新の状態の論文を閲覧できるようにし、修正までできる環境を整えてくれた功績は多大なものがあります。巷ではDropBox氏が人気のようですが、共有フォルダ設定の自由度から筆者は今後もSugarSync推しで行くと思います。また、そんな快適なクラウド生活を支えてくれた陰にPocket WiFi氏の存在があったことをも併せて述べておきます。大変お世話になりました。

 これまでいつも文句ばかり言って来ましたが、なんだかんだ言ってMicrosoft Word氏とExcel氏にも御礼を述べなければなりません。Word氏は持ち前のおせっかいな性格からSkehan(人名)をスペルミスだと言い張り、「今すぐStephanに書き換えよう!」と何度も貴重な提案をしてくれました。そのたびに無視してすみませんでした。Excel氏には特に文献の整理に尽力いただきました。読んだ文献の正式名称と内容メモを書きためておいたので、あとでアルファベット順に並べ替えるだけでReferencesが完成したときには、本当に感激しました。

 また、文献の管理という点では、ScanSnap氏の功績を語らずに済ませることはできません。氏のおかげで、紙でコピーした文献をすべて、検索できるテキスト認識つきのPDFファイルに簡単に変換することができました。大量の紙を持ち歩くことなく、いつでもiPadなどで論文を読むことができたのは、氏のおかげであります。またPDF化された論文の管理には、Evernote氏にも尽力いただいたことも併せてご紹介させていただきます。タグ管理できることで、分野ごとに論文を整理する手間が省かれたと思います。

 さて、上述のような物理的な側面だけでなく、精神的な側面を支えてくださった方々にも御礼を述べたいと思います。

 まず、自宅内での快適な学習環境を支えてくれた iTunes氏には、大変感謝しています。時にささやくような音量で、時に気分を高揚させるような大音量で、部屋の中の音楽的環境を整えてくれました。特にiTinesラジオのチャンネルの1つJazz in Bolz氏には、Acid JazzからElectroなものまでハイセンスな音楽をBGMとして提供してくれました。今も、このチャンネルを聞きながら、この謝辞を綴っている次第です。

 そして、本論文執筆のおそらく80%はStarbucks氏のテーブルの上で書かれたことを忘れずに紹介しておかなければなりません。私が院に在学している間に、お店のロゴからCoffeeの文字が取れて、コーヒー嫌いな私でもお店に入りやすくしてくれたのは偶然とは思えません。特に○○店のカウンター席は、電源や無線LANも提供してくれたので、毎回長時間にわたって作業させていただきました。タンブラーやカードを買ったりしたので、どうかご容赦ください。もはや店内に響く「フォーヒア、パーソナル、トールサイズ、抹茶ティーラテ、ノンシロップ、オールミルクで〜」という呪文は、論文がぐいぐい書ける魔法のように思えてきました。

 最後になりますが、精神面と物理面の両面でお世話になったTwitter氏に対し、最大限の感謝の意を表したいと思います。執筆中わからないことがあって何となくつぶやくと、ヒントになるつぶやき(や時にPDFが!)が流れてきたり、もう限界だなぁと思ってタイムラインを眺めていると心を癒す大喜利が始まったり、精神的に安定する、そして時に知的に高揚する時間を提供してくれました。途中、震災という思いもよらないような出来事に直面した際に、立場上なんとなく「無所属」な気分でいた自分を、「社会」とつなげてくれたのもTwitter氏だったと思っています。この世界の見方を今まで以上に広く、そして深くしてくれました。氏の貢献がなければ、本論文も最後まで完成したかどうかわかりません。

 この他にも、お名前のご紹介だけになってしまって恐縮ですが、McCarran氏やDe Cecco氏、Don Simon氏、ROHTO社のAlguard氏、Kindle氏、SII社のSR-G7001M氏、そしてLet's Note氏など、ここに書き切れないほど多くの方々に研究生活を支えていただきました。謹んでここに御礼申し上げます。