ブログを書くときは、いつもあれこれ考えながら文章を書いています。だいたいのテーマだけ決めて書き始め、終着点も決まってないまま、徒然と綴ります。だから、最終的には当初のテーマとは違う内容のエントリになってたりもするけど、改めて読み直してみて、「自分はこんなこと考えてるんだぁ!」とびっくりすることもあります。思考より先に手が動いていると感じるときもあります。不思議。いずれにせよ、「書く」という作業はぼくにとってすごく大切な作業なんです。
ブログを書いている(公開している)ときは、基本的には独り言なはずなんだけど、誰かの目もどこかで意識している、いわば「メタ自分の脳」な感じが味わえます。独りよがりなエントリにも、時には有用なリプライを得られることもあるし、ブログは時間軸で情報が蓄積されていくメディアなので、時が経って過去の自分(の考え)と対峙したり、自分の中で別の言葉に置き換えることができるようになったりもします。
そうか、誰かの目は、メモを進化させるんだなぁ。
ということで、これまではiPhoneのメモアプリやノートにメモをしていたぼくも、最近は気がついたことをどんどんTwitterに放り込むようになりました。唐突で自己完結な内容のぼくのつぶやきにも、不特定の方々が反応してくれることがあります。そうやって反応があるメモは、その時点で誰かにとっても価値があるものなのでしょうね。そうやって蓄積されたメモを、ブログの記事としてまとめていくこともあります。(勝間和代さんなんかも同じようにTwitterを活用しているように思います。)
これまで、学校では小さなメモ用紙とペンを持ち歩き、ひらめいたことや、生徒のがんばり、新たな発見をメモするようにしていました。メモっておけば、通知表書くとき役立つかなぁ、くらいに考えていました。でもそれじゃ、情報がぼくのところで止まってしまう。あるのクラスの担任の先生は、そんな気づきを紙に書いて、黒板に並べて貼っていました。「○○くん、誰もいない教室の窓を閉めてくれました」というふうに。この瞬間、メモは単なるメモを超えてメッセージになってしまうのです。もちろん本人へのメッセージ。そして、仲間への、それを読んだ他の教師への、そして、未来の書いた本人へのメッセージなのです。
そこで最近では(というか今日から)、学級通信の用紙を持ち歩くようにして、そういった発見を、そのまま学級通信に書き連ねるようにしています。メモが、そのまま通信になるというわけです。(ちなみに今日はオール手書きの学級通信にしてみました。あえて定規も使わず、すごくハンドメイドな雰囲気になりました)
自分のわかったこと、知ったことを、自分の中だけにとどめておくのはもったいない。
翻って、英語の授業。
生徒にとって、ノートが単なる「知識の収納場所」や「塗り絵のように文字を並べる場所」ではなく、生徒にとって「発信」や「整理」、「交流」のツールとなるような仕掛けをしていきたいと考えるようになりました。まだまだ、具体的な仕掛けが全然思いつきませんが、そういう視点でノート活用法を考えてみようと思っています。
今はCampusの超小さいノートを使ってますが、いつかモレスキン欲しいなぁ。(持ってることは持ってるんですけど、もう少し小さいのが欲しい。) もしくは、この間某氏に見せてもらった革カバーの超整理手帳。A4の方眼紙を折りたたんで持ち歩きたい。いいなあ、週末に文房具屋さん巡ろうかなぁ。
MOLESKINE モレスキン ソフトカバースクエアードノートブック・方眼・ポケット ([文具])
- 出版社/メーカー: ワーキングユニット・ジャパン
- 発売日: 2008/09/01
- メディア: Stationery
- 購入: 1人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
「超」整理手帳カバーベルト付き【ブラック】 INL-1002 BT BK
- 出版社/メーカー: スリップオン
- メディア: オフィス用品
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (3件) を見る