学級懇談を乗り越える

 すっかり寒くなってきました。

 昨日は保護者会。学級懇談でした。この間三者面談したばっかりなんですけどね。

 保護者同士でいろいろお話をしてもらうと思ったんだけど、小中ずっと一緒な子どもたち(保護者たち)ですので、今さら「初めまして」もない。せっかくなので、保護者自己紹介は少し趣向を凝らしてみました。「ああ見えて意外に○○な■■の母です」というお題で自己紹介してもらうことに。しかもできるだけ○○には「いいこと」を言ってもらうようにしました。準備時間2分。一人30秒の発表でお願いしました。みんな必死に考えてて、どことなく大喜利みたいで楽しかったです。

 って、別に保護者困らせて楽しんでるわけじゃないんですけど、どうしても謙虚さから(照れから?)自分のお子さんを卑下しがちな保護者の集いを、少しでも前向きに運営したかったからです。実際、ぼくも知らない生徒も面白い生態が垣間見られて、会の空気も和やかになりました。

 「十人十色」と言いますが、ぼくは「一人十色」だと思います。そのうち学校で見せているのはせいぜい5〜6くらい。生徒によっては1〜2くらいかもしれません。ぼくの知らない生徒たちを共有する場として保護者会を活用したいと思っています。もちろん中学生くらいになると、親ともすれ違いの生活で、保護者の方が1〜2くらいしか知らないことだってあります。そういう意味では、両者でいろいろ持ち寄って、合わせて「十色」共有したいものです。という話をする。

 本当はこのあとペアワークもやろうかと思ってたんですけど、前半が結構盛り上がったし、時間がなくなりそうだったので今回はやめました。

 ぼくはこの手の活動を保護者会でよくやります。もちろん、ぼくばかりしゃべらないで済むというのが最大の利点です。というか保護者会って、会のあと他のお母さんたちと楽しくお話をするためにみなさん来てるんですもんね。(笑) じゃあ、会の中にそういう時間を取ってあげればいいんです。

 まぁ、結局は今回も終了後教室に残った保護者のみなさんで話に花が咲いていましたけどね。話し足りないんですね、あれくらいじゃ。(笑)

 土曜の午後の職員室も寒いです。あとは帰って仕事をするかなぁ。でも、来週末の富山行きのチケットをまだ発券してなかったので、これから行って来ます。