昨日はレイトショーで「AVATAR」を観てくる。
Twitter上で(というか、ぼくがフォローしている人の間では、ですけど)評判がよかったので、観たかったんです。Twitterって自分が選んだ人たちの集まりだから、その集団の中での評価ってすごく参考になります。堀江貴文氏(@takapon_jp)が「ソーシャルフィルタリング」と呼んでましたけど、その感覚はよくわかります。下手なレビューよりよっぽど当てになります。
で、「AVATAR」ですが、評判通りおもしろかったです。「どうせなら3Dで(もちろん字幕で)」と劇場と時間を選んで行ったんだけど、まずは思ったより3Dメガネが立派でびっくり。子供の頃観た時に使った「紙でできたレンズが赤青フィルムのメガネ」をイメージしてたので。メガネの上からかけても違和感なく観られましたが、途中でちょっとズレてきて鼻の付け根がちょっと痛かったです。
さっそく予告編からいろいろ浮き出てきてて結構感動。字幕も少し浮き出てる感じなんですけど、最後の「映倫」まで浮いてたのはご愛敬。個人的には「No More映画泥棒!」の彼も浮き出てきて欲しかったかなぁ。(w
↑てか、この映像も盗撮されたものだったら笑えるんですが…。
でもこうやって、映画に「奥行き」が生まれてきてしまうと、これまでそれを映像や演技だけでなんとか表現してきた人たちは、いろいろ思うところがあるかもしれませんね。もっとも、「無声→有声」、「モノクロ→カラー」、「アナログ→デジタル」の転換期にも同じような葛藤があったでしょうし、作品に合わせて表現方法の選択肢が増えただけなのかも知れません。みんな3Dになっちゃったら、それはそれで疲れるし。amazonの電子ブックリーダーKindleがあえてモノクロなのだって、きっと意味があるのでしょう。
さて内容はというと、これまたいろんな人が書いてますが、「もののけ姫」や「風の谷のナウシカ」を連想させる物語です。でもぼくは映画館でずっと「火の鳥(黎明編)」を思い浮かべて観てました。ストーリーの大枠はそっちの方が近いような気がします。で、映像的にはところどころ「ラピュタ」と「未来少年コナン」を少々、といった感じ。でもまぁ、エンターテイメント作品であることを考えると、ほどよく考えさせるお話で(=あまり説教くさすぎず)個人的には十分面白かったです。アメリカ人の場合、ネイティブアメリカンとの歴史もあるから、その辺がややシニカルに映るかもしれませんけど。
それから、正月休みに漫画「3月のライオン」を3巻まで読了。
「ハチクロ」や「東のエデン」デザインの羽海野チカさんの作品。ああいう暗いお話は好きだなぁ。でも絵がほのぼのしてるので救われる。プロ棋士のお話ですが、去年「ヒカルの碁」を読破したこともあって、似たような背景知識がそのまま援用できて、物語に集中できたのも吉。(「プロキシ」って変換したぞ、ATOK) ああ、次の号が出るのが楽しみです。
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
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紅白で気に入ったFunky Monkey Babys(←困った名前です(笑))はアルバム3枚+ニューシングルも。紅白で歌った「ヒーロー」もいいですが、ゴンが出演してる「明日へ」も素敵。その他、前から欲しかった邦盤を片っ端から。
- アーティスト: FUNKY MONKEY BABYS
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01. 流行 02. 労働者 03. 密偵物語 04. 0地点から 05. カリソメ乙女 06. 都合のいい身体 07. 旬 08. 二人ぼっち時間 09. マヤカシ優男 10. 尖った手口 11. 色恋沙汰 12. 凡才肌 13. 余興 14. 丸の内サディスティック (EXPO Ver.)
さて、このインプットの嵐を、ちゃんと消化しきれるのはいつの日か。