「『英語教育ブログ』みんなで書けば怖くない!」企画やります!

 ということで、やってみます。

 少し前のエントリで書きましたけど、最近興味があるのが「書き手を増やすこと」と「書き手をつなげること」です。もちろん、その先には「優れた書き手を育てること」という大仰な目標もありますけど、それはあくまで「読み手」としての私が一番願っていることなのです。面白くて、考えさせられる文章を、たくさん読みたいじゃないですか。

 世の中にはたくさんの人がブログを使って発信しています。でも、それぞれが好きなテーマで、好きなペースで書いています。もちろん、それがブログの気楽で面白いところではありますが、せっかくそれだけたくさんのテキストが世に溢れているなら、もう少しつながりが生まれても面白いんじゃないか。そう考えました。

 ということで、一度みなさんで同じ時期に、同じテーマで、ブログを書いてみませんか?

 ひとつのテーマについて、それぞれの考えを、それぞれの場所で表明する。読み手にとっては、いろんなブログでいろんな意見にふれることができるので、そりゃあ面白いに決まってますけど、書き手にとっても、テーマが外からやってくることで、これまで考えたこともなかったということについて考える(言語化する)機会にもなると思います。

 参加対象は全ての人です。

 だから「学校英語教師」に限りません。もし、このキャンペーンを知って、「私も書いてみよう」という方がいれば、塾教師でも、英会話学校講師でも、保護者でも、学習者である生徒でも、教育とは直接関係ない企業人でも、政治家でも、芸能人でも誰でもいいんです。著名な人も、無名な人も、関係ありません。中には、学校英語教師にとって耳の痛い意見が出てくることもあるかも知れませんが、そういうのを知ることも、そして我々教員が考えていることを知ってもらうことも大切だと思います。

 参加方法は簡単です。

 設定された更新予定日に、設定されたテーマについてブログを書くだけ。長さも、形式も、制限はありません。論文でもありませんから、自由に書いて下さい。

 ただ、できるのであれば、この企画に賛同してブログを書いて下さった方のリストを作りたいとも思っているので、このブログの指定された記事宛に「トラックバック」をしてくださると、大変ありがたいです。「トラックバック」のやり方など以下をご覧ください。

 まずは、今回の企画の概要だけ告知させていただきます。

  • 第1回更新予定日時:

 2011年3月1日(火)0:00〜23:59
 できるだけこの間に更新するようにしてください。ただ、多少の前後があってもまったく問題はありません。

  • 第1回テーマ:

 「私の英語学習歴」
 本当はもっとみなさんの意見が割れるような刺激的なテーマも考えていたのですが、まずはいろんな方に参加してもらうことを第一に考えて、誰でも書けそうなテーマにさせてもらいました。どんな切り口で書いてもらっても結構ですので、学生時代の学習経験を振り返っての成功・失敗談でも、昔から今までを俯瞰的に綴っても、今がんばっていることを書いても、何かのスキルに特化して書いても、何でもオーケーです。

 http://d.hatena.ne.jp/anfieldroad/20110301/p1 (予定)

  • 備考
    • トラックバックは任意です。ひっそりと書きたい方には強制しませんので、気になさらずに自由に書いて下さい。
    • できれば第2回、第3回と定期的にやってみたいと考えていますが、一度参加したからといって毎回書かなければならない、ということはありません。また、反対に今回書かなくても、書いてみたいテーマの時にだけ参加するのもオーケーです。
    • 何か不明なことや、もっと面白くできそうなアイディアなどがありましたら、コメント欄にお願いします。
    • よろしければ、みなさんのブログでもこの企画の存在を告知していただけるとうれしいです。Twitterなどで拡散していただくのも自由です。

 あくまで実験的な試みですので、うまく行かないこともあるでしょうし、一回でポシャってしまうかもしれません。それでも、私のまわりのほんの少しの人だけにでも、「書く楽しみ」や「読む喜び」を味わってもらうひとつのきっかけになればと考えています。

 3月1日に一気に書くのは難しい、という方もいると思います。あと1週間ありますので、時間のある時にメモ帳にでも書き貯めておくといいかも知れません。ブログじゃなくて、Web日記などで文章を綴っている方は、(トラックバックはできないかもしれませんが)それでも構わないと思います。この機会にブログを始めてみようか、なんて方はいいチャンスかも知れませんよ。

 私ももちろん楽しんで書きますけど、それ以上にいろいろな方の記事が読めることを楽しみにしています。そして、それらを読んだ人たちによって、また新たなTweetやブログ記事やリアルな対話が増えていくことを願っています。

 なお、今回の企画のスタートに際し、Twitter上でお世話になっている@ns596氏、@HiramatsuYu氏、@denta814氏には、遠く大阪の地にてご相談させていただき、貴重なアドバイスをいただきました。彼らももちろんブログ記事にて参加してくれますので、彼らの記事も楽しみにしながら待ちたいと思います。本当にありがとう。