英語授業の心・技・愛

 11月は県民の日もあるので三連休が3回もありますが、今月は休日出張が続いてて、私にとっては今回が初めての三連休。とはいえ今回だって昨日は部活だったから、このお仕事をやっている限りは純粋な三連休ってなかなか経験できないですかねぇ。

 さて、そんな怒涛の日々が続いてますが、靜哲人先生の新刊がついに出ましたので、「読書の秋」くらいは満喫したいです。今回は靜流授業道の「高弟」お二人との共著です。

英語授業の心・技・愛 −−小・中・高・大で変わらないこと

英語授業の心・技・愛 −−小・中・高・大で変わらないこと

 思い返せば、前著「心・技・体」が出たのが5年前の2009年。あの時のレビュー記事にもありますが、その「厳しさ」に衝撃を受け、自分の授業スタイルを強く揺さぶられました。まさかそのあと直接ご指導をいただくことになるとは知らずに記事を書いているのも、今読み返すと笑えます。

英語授業の心・技・体

英語授業の心・技・体

 その後、勝手に靜流授業道の「末弟」に名を連ねさせていただき、先生から学んだことを自分なりに消化しつつありますが、この「厳しさ」の取り込み方をいまだに私は悩んでいます。少し前に参観したある「達人」の授業から感じた衝撃も同じです。自分が悩み課題に感じているから、グサリと刺さるのだと思います。結局私はいつも同じ所でグルグルしているんですね。

 まだ「はしがき」しか読めていませんが、私がこれまで直接伺ってきた、靜先生の授業に対する(生徒に対する)思いが、熱く綴られているようです。セミナーでの様子や雑誌の記事などから「靜先生って怖い!厳しい!」とお感じのみなさまには、その根底にある思いがよく伝わる本になっているのではないかと思います。

 私も改めてそれを読み取って、今だにふらふらしている自分の中の迷いと、もう一度向き合いたいと思います。