2019年2月例会のご報告

 ご報告が遅くなりましたが、先週の日曜日、久しぶりのサークルが開催されました。急な告知だったにもかかわらず(しかもこれまでと違う会場だったにもかかわらず)、10人の方にお集まりいただき、サークルとしては大盛況でありました。感謝です。

 まずは、5人ずつ2つのグループに分かれて、グループ内でふだんの音読指導についての情報交換。サークルは、参加してくださった方がお話することが大事なので、このサイズ感にはこだわっています。それぞれ、とても盛り上がっていました。

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 そこで話題になったアイディアを、今度は全体でシェアリング。私立中学校の先生からは、シャドーイングの実践をご紹介いただきました。教科書と音声ファイルがあったので、実際にみんなで体験。中学生にやらせる場合の段階の踏み方などをみんなで考えました。

 続いて、私が持参した「教科書音読シート」などのワークシートをご紹介。詳しくはこちらの記事を御覧ください。(古い記事ですが、ワークシートのファイルもちゃんとダウンロードもできるように修正してあります) 

anfieldroad.hatenablog.com

  そして、最後は「グルグル」の体験。ちょうど埼玉県が誇るグルグラーの1人、Y先生がいらしていたので、参加した先生方に実際にグルグルを体験してもらいました。人数が少ないからすぐに自分の番が回ってきちゃうので、英語の先生と言えどもかなりハードで緊張感を持って練習できたかなと思います。

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 それにしても、普段使ってない教科書の英文で、準備時間あれだけでビシバシとグルグルできちゃうY先生、すごいなぁ。

 グルグルって何?という方については、「経典」をご覧いただければと思います。

英語授業の心・技・体

英語授業の心・技・体

 

 最後は、「音読のその先に何があるのか?」という話題にもなりました。「読める」はいつか「話せる」につながるのか? どんな活動がその橋渡しになるのか? 活動アイディアのシェアだけにとどまらない議論ができて、とても有意義な会になりました。

 3月は実施できるか微妙なのですが、次回が決まりましたらすぐにご案内いたします。こんな内容でやってほしい、というリクエストもお待ちしておりますので、どうぞお寄せください。新しい会場も、アクセスもよく、快適な場所でしたので、今後はそちらを中心に開催していくかも知れません。ご案内の際は、会場をよくお確かめの上、ご参加いただければと思います。

 何千円か払って講師の方のお話を聞く「セミナー」も刺激がもらえて楽しいんですけど、100円で参加できて、参加者自身がたくさん話せて、地域の知り合いが増えていく「サークル」のほうが、先生方の「実践力」を高めていく上でよりお力になれるのではないかと思って、今後も細々とですが続けていこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。