さよなら2014年

 改めて、今年一年を振り返ります。

 まずは学校でのお仕事。

 1月から3月は、2年生の担任として〆の3学期。本当によいクラスの、本当によいフィナーレを迎えることができて、みんなで涙なみだの解散式になりました。新年度になってもその余韻を引きずったままで、新しいクラスになかなか入り込めなかった生徒もいたようです。私も切り替えが難しかったですね。

 12月になった今では、すっかり今のクラスの雰囲気ができてきたようで、一安心です。今年も合唱コンクールで頑張って賞をいただき、東部地区音楽会でも歌わせていただきました。賞を取れたかどうかは別として、合唱を頑張れると、そのあとのクラスの雰囲気が変わってきますね。あとは受験生だから、授業と勉強を頑張ってくれればと願うだけです。来年は受験、卒業式と駆け抜ける年始になりそうですけど、笑顔で送り出せるように残りの3ヶ月を頑張ろうと思います。

 陸上部顧問にもやっと慣れてきた感じで、生徒と楽しく走っています。短距離は怪我しそうで怖いですけど、長距離をゆっくりな速度で走るようにしています。1月には地元のロードレース大会で5kmに初挑戦。調子に乗って5月には10kmに出ちゃいました。想像以上に楽しかったです。走り始めた頃はすぐに足が痛くなっちゃったんだけど、ちゃんとしたランニングシューズを買ったらすごく楽になって走るのが楽しくなりました。やっぱり道具って大事ですね。夏場はほとんど走れなかったので、また冬場にしっかり走って、来年も5kmと10kmに挑戦したいです。

 そして英語教育関係。

 活字関係では、なんといっても『英語教師は楽しい』を刊行できたことが一番のトピックですね。私は実は「はじめに」しか書いてないんですけど、すべての原稿を読ませていただいた上で、どんな風にこの本に入っていただくかをじっくり考えて、私なりに頑張って書きました。本編を味わうためのオードブルとしてお楽しみいただければ幸いです。

 他には、分担執筆した『テストづくりガイドブック』が2月に出ました。大修館『英語教育』や学事出版『生徒指導』など、雑誌でも何度か書かせていただきました。活字のお仕事は、今でもとても緊張感があって、刊行されたものを初めて見る時はいつもドキドキします。ブログと違って、あとから修正できない緊張感がありますね。

 発表関係としては、3月に静岡での中部地区英語教育学会の地区研究会で、8月には徳島での全国英語教育学会で、多くの皆さんの前でお話させていただく機会をいただきました。よい経験になりました。徳島は台風で大変でしたけど、それも含めてよい思い出です。そしてこの2つの会を振り返ると、どちらの会でもお世話になった同世代の先生がその後急逝されてしまったことを思い出します。オンラインでもずっとお世話になっていた先生なので、本当に今でも信じられません。静岡で一緒に「お座敷」させていただいたのが、本当に貴重な時間になってしまいました。こうやって誰かとの別れを経験するたびに(そして経験してはじめて)、自分も残された時間で、精一杯頑張らなければと感じます。1つずつ、ですけど。

 もちろん別れだけでなく、いろいろな出会いもありました。同じような志を持った人との出会いは、大きなエネルギーになります。これからのつながりや広がりが今から楽しみです。常に人からの刺激を受けなから、新しいことにも挑戦して、成長していきたいです。

 さて、現時点での今後のお座敷情報としては、

1月12日(月・成人の日)10:00〜 
 e-pros(東京・岩倉高校
 「ICTの意味ある使い方−なんでも手軽に素材にするICT活用術」
2月15日(日)12:30〜 
 STT(大宮ソニックシティー)
 「タイトル未定」

という感じで、年始からいくつか続きます。そして3月には、地元春日部のサークルでちょっと面白いイベントも企画中です。詳細はまた随時ブログでご案内しますので、どうかチェックを忘れずに!

 年末には祖母が亡くなり、喪中となりましたので、新年の挨拶は控えさせていただきますが、来年はなんとブログ開設10周年です。こちらも夏か秋に何か面白いことができればと考えています。ブログともども、来年もどうぞよろしくお願い致します。

 今年の1足

 今年の1枚
レシキ

レシキ

 今年の1冊 今年の1曲