関西英語教育学会(KELES) 2016年度 研究大会

 GWがあっという間に終わっていきますね。昨日は突風が吹く中、今日は灼熱の太陽の下、陸上競技の記録会でした。私も役員だったので真っ黒というか真っ赤に…。生徒たちが走っているのを見ていると、自分も走りたくなりますね(ライブを観に行くと帰りにカラオケに行きたくなる現象) ということで、ランニングシューズの新調を検討中。

 さて、今年の上半期は控えていたので久しぶりのお座敷です。控えていた期間は吸収のための時期にしようと思っていたのに、あまり吸収はできていないんですけど、せめて次のお座敷に向けて自分をひとつ高めて臨みたいです。

 ということで、6月11日(土)に大阪教育大学天王寺キャンパスでおこなわれる関西英語教育学会(KELES)の研究大会にて、ワークショップを担当させていただきます。学会でのWSは一昨年のJASELE徳島大会に続いて2回目ですね。(その昔KATEでお手伝いをしたことはありますが、あれはホントに「お手伝い」でしたので) ホントは研究発表や実践報告といった形で参加したいと思っているので、いつか実現できるように課題意識を持って日頃の授業に取り組みたいです。

 さて今回のテーマは「中学英語教科書のアクティビティーを考えるー教科書の役割,教師の役割ー」ということで、「アクティビティー」でいっぱいになった最近の中学校教科書をじっくり検討してみたいと思います。教科書のアクティビティー(≠タスク)を実際にやってみることで、「このアクティビティーって本当に中学生を惹きつける内容なんだろうか?」「この流れで練習すれば本当に力がつくんだろうか?」とみなさんに考えてもらえたら、と思っています。ということで、「ワークショップ」の名のもとに特に大学の先生方は嫌がる抵抗がある人もいる「ペアワーク」なんかも適宜入れながら進めたいと思っていますのでお楽しみに(笑) 

 そのうえで、こんな教科書は作れないのかなぁ、という絵空事を述べたり、その教科書を使う場合教師の役割はどう変わるのか(あるいは変わらないのか)ということを考えてみようと(今のところ)思っています。もし教科書著者の方々が会場にいらっしゃったりしたらぜひお話をうかがってみたいですけど、「お立場的に」いろいろ発言が難しそうなのが残念なところ。大学の先生方が多く集まる学会だからこそ、そういう話をしたいのに、それがしづらい構造こそ、問題として考えたいところでもあります。

 そしてもちろん、こういう学会に多くの中高現場の先生方に足をお運びいただきたいと思っています。少なくとも私のワークショップは敷居が高いものではありませんので、普通のセミナーにでも行く気分でご参加いただけたら嬉しいです。中高の先生方と、大学の先生方がリアルに接触する場所がもっともっと増えればいいなと思っています。(そのための接点を作るお手伝いができたらと思って、こういうワークショップをお引き受けしている次第です)

 詳細は関西英語教育学会(KELES)のウェブサイトからどうぞ。当日の概要も発表され始めております。事前お申し込みは不要とのことですので、当日急にでもご都合がつきましたら駆けつけることも可能ですので。