絶対に日本語をしゃべってはいけない24時

 ペンタスロン2日目。

 1日目の反省として「リスニングテストが長い!」という点を挙げていました。7〜8分で回したいのに、リスニングが9分とかあると絶対時間で回せなくなってしまいます。

 そこで、リスニングCDをMacに取り込んで、GarageBandを使って短く編集することに。無駄なブランク部分を削って、なんとか7分以内にすることができました。これをUSBメモリに保存して、CDプレーヤーで再生できることを確認。ほっ。

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GarageBandの編集画面

 ところが、です。授業が始まって生徒が別室で再生してみると何故か正常に動かない。おかしいなぁ、私がCDプレーヤーで流してたときは動いたのに!

 しかし、ペンタスロンの第1ラウンドはもう動いているので、今さら再編集するわけにもいかず、今日はリスニングを臨時休業に。じゃあ、リスニングのテーブルに来た子たちをどうするか?

 そこで今日は6番目のテーブルを、「雑談」というタスクに設定しました。「ただし、英語のみで話すこと」という条件で。

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絶対に日本語をしゃべってはいけない24時

 ということで急遽始まりました、「絶対に日本語しゃべってはいけない24時」。テーマはフリーで、本当に雑談しててね、というだけの指示でしたが、どのグループも楽しそうに話していたのでびっくりしました。一応、日本語をしゃべってしまった生徒がいたら、「◯◯、アウトー!」と叫ぶことにしていて、そうするとピコピコハンマーを持った私が駆けつけて、ピコっと叩く(叩くマネですw)という設定にしていましたので、盛り上がりました。

KO ハンマー

KO ハンマー

 

 生徒の英語使用そのものに目を向けても、どの班もなんとなく仕切ってくれる生徒が自然発生して、How about you?とみんなに話を振りながら、雑談を前に進めてくれていました。これは、スピーキングのテーブルでALTがホスト役として切り盛りしているしているのを見ていたおかげかな、とも思います。モデルって大事。インプットって大事。

 いずれにしても怪我の功名という感じで、生徒の頑張りというか成長を感じられた今日のペンタスロンでした。

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スピーキングの際に使われているALT手描きのトピックカード