教師の仕事術を語る会@ZOOMというオンライン・イベント(全3回)に参加して、とっても楽しかったです。ZOOMとはいえ、人前でお話をするのは緊張するし、いろんな質問やレスポンスをいただいて、とても刺激になりました。
せっかくなので、そこでお話した(こと以外も加えて)私がふだん情報をアウトプットするまでのプロセスを少し書いておきたいと思います。
まずは何を書こうか、というアイデア・ジェネレーションの段階。
まとまった文章を書くときは、アイデアを出すためにも、出てきたアイデアを整理するためにも、アナログにペンで書き出すことが多いです。最近はiPadのGoodNotes5+Apple Pencilということも多いですけど。あ、最近鞄にいつも入れてるのはバタフライボードです。トラベラーズノートも欲しいんですけど、今はこちらにとどまっています。
気に入ってはいるんですが、ちょっとだけ微妙なのは、 縦長のノートサイズです。ボードを2枚横に連結すれば、ほぼ正方形サイズでメモができるんですけど(なんならもっと横長にすることもできますが)、やっぱり切れ目があるとダメなんですよね。ある程度の広さ(というか幅)がないと、アイデアを受け止めきれない(ような気がする)んですよね。
その意味では研究室用に買ったMDペーパーのメモパッドはとてもとても快適です。
いや、結構いいお値段なんで当たり前なんですが、ここに万年筆で書き出すのがものすごく快適です。卒論の指導なんかで学生と話をしてるときなんかはここに書いて、ぴりっと破って渡してますけど、なんか気持ちいい。買う前はA5にしようか迷ってたけど、A4にしてよかった。
ざっくり紙で書いたら、きれいに整形したくなるのでKeynoteを立ち上げて、そこに○や□の図形を配置して、整理することが多いです。
記号や色を使うことで、枠組みが固まるというかイメージしやすくなるんですよね。同様のものをいくつも考えなくちゃいけないときも、この枠組に入るものはなんだろう、と連想して考えることができるので、こういうフォーマットみたいなものを作るのが割と好きです。人に見せるためではなく自分のためだけにしてはハイクオリティなものもあって、イベントでは「変態」認定いただきました。
ベン図なんかもよく書きます。
さて、こんなふうに書きたいことの全体図が見えてきたらいよいよ文章作成に入ります。実際に文字をどのように扱っているかは、次回の記事で。