中高生のニュースに

 新聞やニュースに、また中高生が被害者・加害者として名前を連ねていますね。こんなお仕事をしてると、やっぱり気が気でない。

 中津川の事件(中2女子殺害)に関しては、被害者のブログを目にする機会があり、やるせない気分になりました。その子の生活ぶりもそうなんだけど、紡がれているコトバが、あまりにもストレート。強さより、幼さを感じてしまう。そして本来なら伝えられることのない事実まで、広く知られてしまうネット社会の恐ろしさ。うーん。

 ここ数日のニュースだけ見ても、

 ○写真店主殺害、高2逮捕…「むしゃくしゃして」と供述(和歌山)
 ○大和の母親殺人未遂:中1男子補導 「小言がうざかった」(神奈川)
 ○自宅放火で妹死亡、14歳少年を医療少年院送致(東京)
 ○当時15歳の男、殺意を否認 店主殺害初公判(佐賀)

 なんて見出しがあるってなんだかなぁ。そして自分の生徒たちのことをちょっと思い浮かべ、視線を画面に戻すと…。

中3女子生徒2人、担任の給食に薬物を混ぜる

 栃木県那須烏山市の市立中学校で今月18日、3年女子生徒2人(いずれも14歳)が、担任の男性教諭の給食に薬物を混ぜ、これを食べた担任が体調を崩していたことが25日、わかった。

 県教委などによると、女子生徒2人は担任に不満を持っていたという。

 女子生徒2人は、別の同級生が携帯電話を使ったネット取引で入手した抗うつ剤トリプタノール」5錠を計25円で購入。そのうち3錠をすりつぶし、担任の給食のなめこ汁に混ぜていた。担任教諭は体調を崩し、学校を2日間休んだ。

 県警は、薬物混入の経緯や入手方法について調べる。

 抗うつ剤は、副作用で目まいなどを起こすことがあるとされる。
(2006年4月25日13時15分 読売新聞)

っておい…。明日から給食は自分で配膳しようか…。(汗)