英語科通信第1号

 気まぐれ、ときどき発行ということで、英語科通信を発行し始めました。授業中話している事を補足するようなデータや、生徒のvery goodなノート、作品などを紹介していこうと思います。第1号では「ワークの提出率と成績の関係」をデータ付きで紹介してみました。だって、あまりにも「手抜き」のワークが多かったので。

 今回のポイントは次の3点。

 ①ワークをちゃんとやった人は60%しかいない!
 ②50点以下の人でワークを提出したのは3人に1人
 ③ワークやった人の平均点は学年平均+10点!

 ワークをやった人点が高いのか、点が高い人しかワークをやってないのか? いずれにしても、みんなにワークをやってもらえるように仕向けるのがまずは一仕事。そして、「ワークやったんだけど、点が取れない!」って人を減らす(なくす)のが次の仕事ですね。この通信を見て、「やんなきゃなぁ」という人が1人でも増える事を期待します。

 そんな英語科通信のダウンロードはこちらから。(ワードファイルです)


 もっとも「ああ、答えを写したな、こいつ」ってのを見るのもいやなので。そういう意味では早くデジタルのワークブックが一般化すればいいなぁと思います。紙のワークの最大の難点は「答え合わせ」ですよね。答えを見て○か×か。印を付けて、正しい答えを書いておしまい。本当に理解したのか? 似たような問題なら解けるのか? 確認が出来ません。

 その点、e-learning的な教材なら、「×だったらもう一回考えさせる」とか、「間違いが多い範囲は再テスト」とかが自動的にできるわけです。生徒の取り組み具合もオンラインでチェックできて、それぞれの定着率なんかも一覧できて、テスト作りにも役立つ。いいなぁ、そういうワーク。一家に一台確実にパソコンがある時代になれば可能なんですけど、公教育では難しいかな。他の教科でも使えるんだから、そういう端末が配れるよな時代がくればいいなぁ。