バブルへGO!!〜タイムマシンはドラム式〜


 連休に観てきました。最近、ふらっと邦画を観ることが多いですね。あんまりおもしろそうな洋画がやってない、というのもありますが。本屋で立ち読みしてたら「ホイチョイ・プロダクションの作品」と紹介されてたので、これにしよう!とあまり考えずに観てみました。

 前に観た「地下鉄(メトロ)に乗って」に続いて、タイムスリップもの。でもこちらはとことんコメディです。「私をスキーに連れてって」などバブリーな時代の女子大生・OLを描いた映画3部作を作ったホイチョイだけに、バブル時代の描き方は笑えるほどリアル。というか、過去の自分たちの作品を笑い飛ばしているようにも見えます。その辺のゆとりがさすが。

 広末涼子は妙にテンション高くて若そうな役作り。(というか、お前バブル時代すこし記憶があるだろう?とツッコミたくなる…)ま、いいか。阿部寛はいっつもあんなマッド・サイエンティスト風(もしくは軟派な男風)ということで、よく個性を発揮していました。個人的にはちょい役で出て来るバブリーな時代のタレントさんたちがくすっと笑えます。

 コメディって場(映画館)の雰囲気がとっても大切。今回の銀座のお客様はやや上品だったので、笑い方も控えめ。ぼくは思いっきり笑えなかったなぁ。そういうの一つで、映画の楽しみ具合も変わって来るもんです。

 映画によって、観る場所を選ぶのも必要かもしれませんね。