パワポで教科書音読指導

 先日の集中研修でも、大西先生がパワーポイントを活用しての50問クイズを紹介してくださりましたが、4月の成田先生の発表以来、パワーポイントを使って教科書を進めるようになりました。物理的な問題など課題はたくさんあるのですが、少しずつ工夫しながら私らしいスタイルにしていきたいと思っています。

 ということで、今日は私のパワーポイントファイルを大公開!
http://homepage.mac.com/okuzumik/.Public/handouts/L3D.ppt.mov 

 基本的に新出単語は、いっぺんに画面に表示。スクリーンを指さしながら発音の確認。意味はいちいち指名せず、クリック一つで一斉に表示。ポイントになる語だけ重点的に。あとはさらっと確認します。

 発音が確認できたらペアで練習。生徒Aが日本語を読み、生徒Bが英語を読む。交代して終わったら、生徒Aが日本語を読み、生徒Bは画面を見ずに英語を言う。(画面に背を向けたり、伏せたりしてやっています)両方とも終わったペアはぶつぶつと暗記の作業。数分後、画面上の英語が消えるので、日本語を見ながら英語で言えるかチェックします。

 その後、教科書本文が表示されますが、各文のストレスが置かれる場所を黄色で表示。前後で音がつながる場所を下線で示します。またブレス位置にはスラッシュを入れておきます。生徒は必要に応じて教科書に記号を書き込みます。(基本的に、教科書は音読のための「楽譜」として扱うので、読むための記号を書き込む場所にしています)

 何パターンか音読練習を終えた後、会話文の場合は片方のパートが日本語訳になったものを表示し、英語に翻訳できるか挑戦させます。最初はみんなで一緒に考えながらすすめます。時間があればペアでも交代で取り組ませますが、さすがに結構難しいので、これは「できたらすごい!」という位置づけでやっています。

 その後TFを表示したり、Q&Aを表示したりもできるでしょうが、まだそこまで作り込んでません。教室にプロジェクターを持ち込む手間もあるので、なんとかその辺を解決したいところ。英語係も「今日はフルセットだよ」と言われると、「うへー」とちょっと大変そうですから。(フルセット = ラジカセ、パソコン、プロジェクター、場面絵、道具箱、延長コードなどを2Fから4Fまで運ばねばならないのです)

 内容理解に関して、もう少し工夫をしたいと考えているところでもあるので、パワポの画面作成なんかももう少し工夫したいです。アイディアがあればどんどんお寄せください。