ふたりdeシャウト!(looks編)

 今日は町の教育委員さんたちが来校。授業をのぞいていきました。ちょうど研究授業でもやった「ふたりdeシャウト」をやるところだったので、プロジェクターやパワーポイントを活用して授業しているところでした。私は思わず「プロジェクターが教室に常備されてればもっと使えるのにねぇ」とか「スクリーンが古くて使いづらいね」とか聞こえよがしに言ってみました。学校にもっと予算取ってよね、という思いを込めて。随行していた校長も「あのコンピュータも教員の私物なんですよねぇ」とフォローしてくれたらしいです。素敵な校長先生です。(笑)

 さて、そんな「ふたりdeシャウト」ですけど、ずいぶん前にもご紹介しましたが、この活動はK村先生から教わりました。いろいろな場面で使えそうですが、今回の研究授業で扱った「〜のように見える」という意味のlooksの練習にも最適でした。しかも今回はパワーポイントも活用し、よりおもしろくできたと思います。

 まずは最初にHe looks...のあとに使えそうな形容詞を練習します。今回は hungry / angry / sad / sleepy / surprised / happy / tired / sick など。読み方と意味を確認したらゲームスタート。ゲームはペアで協力して挑戦します。

 スクリーンに映るのは職員室の先生の画像。これだけで結構生徒は喜びます。生徒は、その先生がどんな様子に見えるか想像して、それを表す英文を考えます。男の人なら He looks happy.とかですね。教師の"How does he look?"という問いに、みんな一斉に答えます。その答えが隣の人と一致したペアは1ポイント獲得します。

 IT機器を活用するおもしろさはこの先にあって、この画像はクリックすると動き出します。そうです、動画だったんですね。映像の中ではALTが現れてその先生に"How are you?"と尋ねます。すると、先生方は"I am sleepy."とか"I'm busy."とか答えます。他教科の先生方が英語で話したりすると、生徒もびっくり&大喜び! その答えが、さっき2人であわせた答えと同じなら、もう1ポイント獲得できます。

 つまり、

  ペアで答えが別 →0ポイント
  ペアで答えは同じだけど、動画とは違う →1ポイント
  ペアで答えが同じで、動画とも同じ →2ポイント

 というポイント計算になります。5問くらいやるといいでしょう。

 今回はおまけで、「合計10ポイントのペアは相性Perfect!」など、相性占いもつけてみました。そちらも結構喜んでくれていたので、これも英語で書いておけばよかったなぁ、と反省。この活動は進行形の練習なんかもで使えそうですので、また活用してみます。

 パワーポイントに貼る動画を撮ったのは、今年購入したサンヨーのXacti(ザクティ)です。手軽に撮れて、動画ファイルも軽いし、ホント便利でした。今後もいろんな使い方が考えられそうです。ちなみにamazonで現在30,800円です。デジタルビデオも安くなったもんだ。