文字指導あれこれ

 2年生は教科書の内容把握→音読(全体・個人・ペア)→対面リピート→カキトリンの順。カキトリンは、2回目にして圧倒的に書くのが速くなってます。ほとんどが2分以内でした。一番速かった生徒は、一度も表を見ないまま裏面に英文を書いてました。覚えちゃうくらい読んじゃったんですね。「不安な単語を練習しといていいよ」と2分間だけ時間をあげたのも吉。自信を持ってくれると今後よい循環に。

 1年生は教科書本文の視写のあと、こちらもカキトリンに初挑戦。1年生は速く書こうとして文字が乱れるから、本当はもう少し様子を見ようかと思ってたのだけど、「速く書くためには自然なストロークで筆を動かすことが必要だ」と感じてもらえればと、あえて挑戦。単語や英文を暗記する上でも、ある程度の速度で書いた方が効果があるような気がするのですが、実際のところどうなんでしょうね。集中力の問題だけかな?

 とはいえ、集めたノートを見ていると、まだまだ支援が必要な生徒が多いです。ていねいに書かせる場面と、速く書かせる場面をバランスよく設定していきたいです。「英語の硬筆展」でもやってみようかなぁ。

 先日のコメント欄にも書きましたが、文字指導って難しいですね。ペンマンシップのように「書かれたもの」を集めればとりあえず評価はできますが、本当は「書いている最中」にこそ指導・支援したいところ。でもそうなると、どうしても個別指導になっちゃうから、クラス全体では難しい。まぁ気になる生徒を中心に、こまめに声をかけていくしかないんでしょうけど。

 私自身悪筆なので、もっと練習しなくては。

 英語を4線ノートに書くのに苦労する子たちの多くは、日本語の文字もまだまだ練習が必要な感じです。発達段階を考慮しつつ、具体的に課題を示して支援していかないとなぁ、と思っています。

 風邪が流行始めています。今週末の校外学習に全員で行けるといいんですけど。自分も気をつけなきゃ。

#本日のBGM:Blow OutRadiohead