子供は夢見ることを知らない

 今週は長かった。

 久しぶりにフルで働いた感じ。しかも中間テストがあったので、また無駄に作問に時間かけてしまったりして、睡眠不足。でもなんとか乗り切りました。

 1年生はさっそくテスト返却。

 各教科のテスト結果にすごくショックを受けているみたい。まぁ、小学校のテストって比較的簡単で、みんな90点台ばっかりだっただろうから、そういう点を取ってきた子たちからしたら、リアルな点数ってショックだよなぁ。

 気になったのは、テスト中に生徒がする質問。

「この問題って、○○を答えればいいんですか?」
「『適当なもの』ってどういう意味ですか?」

 うーん。それは自分で考えなさい。小学校のときって、そういうことも先生が答えてくれたんだろうか。「問題を読み取る力」を伸ばしてあげないとなぁと思いました。ちなみに英語は、テスト前に私が作った「テスト予想問題」に挑戦させてるので、だいたいわかってくれたと思っているのだけど。

 さて、今回の英語は「ちゃんと書ければオーケー」といった趣のテストだったので、本格的なテストとなる期末テストへの橋渡しが今後の鍵になりそうです。そして、1年生のこの時期であっても、自己表現をさせてあげないとなぁ。同時に、今書くことに躓いている生徒たちへの個別フォローをしてあげたいです。

 高校もテスト期間のようで、先日卒業した高一の子たちが毎日のように来校して仕事の邪魔をしていきます。(笑) それぞれがんばっているようで何よりです。

 一昨日やってきた1人の子は、

「そうそう、先生に感謝してるんです!」

と言ってくれました。高校1年生でまたbe動詞から学習を始めたところですが、以前(3年前に)教えた「be動詞の見極め歌」が役に立ったそうです。プリント学習ですいすいbe動詞を選べて、「これはわかる!」と感じることができたそうです。うれしいなぁ。

 中学1年生の時に単純に覚えたことが、ずーっと後にまた役に立つ、って素敵だなぁ。特に英語が苦手な生徒にとっては、そういうきっかけになるシンプルでわかりやすい覚え方・教え方を提示していってあげたいものです。

 隣町で新型インフルが見つかり、急遽練習試合も中止。今日は久しぶりに自分のことをやる一日にしよう。

#本日のBGM:僕と彼女と週末に(Bank Band