春の雨に映る優しい季節は

 いやぁ、実習が始まったらホントに忙しいです。行事もあったので、放課後はドタバタだったし。でもひとつ片付きました。で、あっという間に5月終了。

 生徒総会は少し改革しました。まずステージ上でやっていた代表答弁をフロアでやることに。少しでも一般生徒に親近感を持ってもらうためです。もともとステージ上は手狭だったので、この方が断然いいですね。そして、今取り扱っている質問事項をパワポに入力しておいて、スクリーンに表示。これで、今何を話し合っているのかが一目瞭然。こちらも好評でした。ステージ上に置いてあるパソコンを、本部役員がこっそりワイヤレスマウスで操作してたので、「どこで動かしてるんだ!?」とそっちに注目が集まってしまったかな。(笑)

 昨年まで2コマ使っていたものを今年から1コマで、ということだったので、質問を精査してみたつもりだったけど、やっぱり少しオーバー。とはいえ、あれ以上質問減らしちゃうのもどうかと思うので、(1)決算報告・予算案の読み上げは小計のみにする、(2)書記からの報告を簡略化、(3)形骸化している議案は削除、することで、なんとか来年は1コマで収めようと思います。

 インフルエンザ等の影響で、突然議長を欠いたりドタバタでしたが、協力してくれた生徒のみなさんに感謝。

 実習生がなんだか苦労しているので、来週(というか明日)同じ単元をモデル授業してあげることに。Whatの導入と練習なんだけど、「What+名詞」ではないので、質問が限られてるからなかなか難しい。

What do you eat for lunch?
What do you want for your birthday?
What do you watch (on TV) on Sundays?

なんて質問が妥当なところかな。

 まぁ、Whatなんて小学校で何回も使って来てるだろうから、中学校では「よりリアルな使用場面」を与えて「必要感」を生み出したいところ。そして、最後には文法的な説明や、ライティングやリーディングに「落とす」作業が必要かな。小学校英語の始まりで、より文法的な授業が増える、という不思議なパラドックス。でも、必要だと思います。同じこと繰り返してるだけじゃ、意味ないからね。

 いつも拝読してるブログ「ランニングマンがゆく」で、わからない子を授業に巻き込むテクニックを知る。なるほど。すごく配慮の必要な方法だけど、考え方はいろいろ応用できそう。手を挙げない子(わからない子)に"What does it mean?"って訊かせるのも手ですね。例えば「ペアでそ」だとわかってることを訊かせるわけだから、こっちの方が「よりリアルな使用場面」なわけです。

 最後の、

困ったときのプランB、Cのない授業は、Aじゃできない子には苦痛だものな。

という言葉が今の自分にはドキリ。

#本日のBGM:A BIRD(大橋トリオ