日直なお盆に安永聡太郎

 日直でした。

 そう、こんな日でも学校には日直の職員がいて、ちゃんと一日勤務(主な仕事は電話番)してるんですよ。ちなみに、今日、出勤したのはぼくひとりだけ。

 午前中に、保険会社の外交員が一名、郵便局員が一名来校。来校者は以上計二名。電話は一日ゼロ。ホント、暇でした。でも、「いる」ということが大事なんですね、きっと。(と、自分に言い聞かせる)

 せっかく時間と空間があるので、机上の整理と、しまってあった紙資料をScanSnapする作業に没頭。ところが学校の資料って、B4とかB5とかB版が多いことに気づく。場合によっては、A4に縮小コピーしてスキャニング。ペーパーレスにするために、コピーを取るこの不毛さ。無駄だなぁ。

 で、机の中から発見したのは、道徳や学活でいつか使おうと切り抜いておいた新聞記事。ぼくは、一時話題になった人の「その後」を紹介する記事が好きなんです。スポーツや芸能の世界の厳しさを伝えることもできるし、挫折後の生き方を学べるので、道徳でも学活でも使えます。せっかくなのでご紹介。

 今日は、元Jリーガーの安永聡太郎のお話。
安永聡太郎_20090814.pdf 直
 安永は、ぼくと同じ学年です。高校生時代、川口能活佐藤由紀彦とともに清水商業が高校選手権で優勝したときのメンバーで、横浜マリノスや海外のチームでプレーしました。ぼくは、高校選手権の決勝戦を見に、国立競技場まで行きましたから、よーく覚えています。だからこそ、彼が引退したときも複雑な気持ちだったし、今回このような形で彼の「その後」を知り、いろいろ考えさせられました。

 スポーツ選手はセカンドキャリアが難しいです。彼のように、高校時代やそのあとに絶頂期を迎えてしまうとなおさらです。野心を持って努力することと、自分の現状には謙虚に向き合うこと。一見矛盾するようにも聞こえますが、きっと表と裏の関係なんでしょうね。今の自分に、改めて言い聞かせます。表と裏。

 たぶん、この人について語るときは、自分の人生も語ってしまいそうな気がします。

#本日のBGM:Irony(SUEMITSU & THE SUEMITH

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