みなさん今夜は静かです

 ついに学年閉鎖

 ら、来週研究授業があるんですけど、大丈夫なのか? というか、すでにお送りした指導案の授業計画は狂ってしまっているのだが…。たぶん、来週はみんな復活してきてメンバーは揃うと思うんだけど、問題は進度だよなぁ。しかも、山口英語教育フォーラムのせいでおかげで、「あれもやりたい、これもやりたい病」が再燃。まぁ、正確には「久保野りえ病」っていうんですけど。せっかくなので、オーラルの流れを再度練り直します。

 引き続き、山口レポート。

 昨日は記憶だけを頼りに書いていましたので、思い込みが強い部分ばかり語ってましたが、今日改めてノートを見直してみて、いろんな発見がありました。印象深かったコメントを中心にこちらでも再度整理して、まとめておきます。

 永末先生のお話で印象深かったのは、「読んでいないようなものは、創作できない」ということ。当たり前のことなんだけど、「書かせたいもの」があるなら、良質なモデルにたくさん触れておく必要があるのでしょう。そこで最近は「多読/要約タスク」に取り組んでいるそうです。また、そこから発展させるサマリー・ライティングやブックレビューなどの活動は、インプット→アウトプットの流れがとっても自然。しかもクリエイティブであると同時に読み手を意識したコミュニカティブな活動と言えます。こういうの、楽しそうだなぁ。中学校のうちにどういう下地を作っておけばいいんだろう? 聞いておけばよかった。

 一方で今井先生の、某ライティング教科書が「よい」のに「売れない」という話も衝撃的。市場原理から言えば、「マーケットは間違えない」はずなのになぁ。学校はマーケットではない、ということかな。もしくは、世の中が「よいもの」を求めていないということか。こっちが「よい」と思って勧めていること(もの)が、ありがた迷惑になってやしないか。いやいや、そもそも教育って「ありがた迷惑」でできているんじゃないのか? 生徒や保護者が望むものだけを食べさせ続けてればいいなら、我々にデザイン力が求められることもないでしょうし。

 「(りえ先生のように)日本人が英語を上手く話すから、『ああいう風になりたい!』と生徒に思わせることができるんだ」と、非ネイティブ英語教師の存在意義を教えてくれたのも、今井先生だったでしょうか。これまで、「日本人が授業中英語で話す必然性」の呪縛に思い悩んでいた自分としては、とっても頭がすっきり。よきモデルになれるように、気持ちを新たにした次第です。

 今日はテスト終了後、通常授業は一部カットしてすぐに放課。午後は、明後日某所でお話しする「英語授業におけるPowerPointの効果的な活用法について」のプレゼン資料を、PowerPointで作製する。なんとか完成して一安心。本当はKeynoteとかでやりたかったんだけど、その後の演習で受講者がPowerPointを使うので、そちらでできることを見せておかないと意味がなさそうなので、泣く泣くPowerPointで。まぁMacPowerPointは、デザインも悪くないので使用に耐えうるレベルではあるんだけど。

 せっかくだから、こちらも今週末のSETC&ASTEKでもご披露しようかなぁ。ご興味のある方は、こちらもぜひご参加ください。詳細はこちら

 あ、Lady GaGaすごくかっこいい。思わずiTunes Storeでダウンロードしてしまった。2曲目がなんだかAce of Baseっぽいけど(懐)、いろんな人がこの人の中にある。その中心に、Lady GaGaがいる。そんなミクスチャーと芯を感じるミュージシャンだなぁ。
Fame Monster (Dlx)  iTunes Store(Japan)