蜻蛉に奇す

 初任者研修でお話をするために、深谷へ。

 受講生の時とは違った緊張感。少し身構えて会場に向かいましたが、みなさまに暖かく迎え入れてもらえてなんとか無事に一仕事終えられました。とりあえず、受付で初任者に間違えられなくて一安心。(汗) 

 ということで、このブログを見てくださっている初任者の方々もいらっしゃるかと思います。どうぞこちらでもよろしくお願いします。

 今日の研修はPowerPoint活用講座という内容でした。

 実際にPowerPointを活用する「2人deシャウト」や「カキトリン」にも挑戦していただきました。受講生のみなさんが、楽しそうにハイタッチをしている姿を見て、なんだかうれしくなりました。すでにICTに明るい方もいらっしゃるでしょうから、お話の中身はともかく、和やかな雰囲気をつくることはできたかなぁと勝手に満足しています。

 ぼくが一番伝えたかったことは、「ICTを人と人とをつなげるツールにしよう」ということです。画面で完結させずに、人が話をしたり、聞いたり、人と関わるきっかけになるような仕組みを作りたいものです。Information and Communication Technologyなんですから、コミュニケーションの部分を忘れずに、ということ。少しでも伝わっていればうれしいです。

 参加者のみなさまは、本当に熱心に取り組んでくださって、ぼくが話をしているときもものすごくアクティブ・リスニング。話してるこっちが緊張してしまいました。若くて、エネルギーのある方々がたくさんいらっしゃることを知って、うれしくなりました。ICTに関わらず、いろいろお話してみたかったです。何より、あれだけの人数がいることがうらやましいです。ぜひ、ヨコのつながりも大切にしていって欲しいです。

 さて、今日の研修でもご紹介した「デジタル教材in埼玉」略して「でじたま」についても再度ご案内をしておきます。次回のコミュニティは12月26日です。場所は、浦和の教育センター。詳細はこちらをご覧ください。

 また、このブログでも授業で使える(時は使えなそうな)ICTガジェットについて、いろいろ取り上げますので、時々覗いていただければうれしいです。

 TMrowingさんの「第2回山口県英語教育フォーラムを終えて (その3)」を読み、頭がすっきり。久保野実践の自分が言語化しきれなかった部分が明確になっていました。英語で「も」自然に語っていたこと。もっといえば、英語と日本語のどちらで語っていたか、生徒が意識できないほど自然なスイッチングで「ことば」が届けられていました。「おしゃべり」が自分の課題なんですが、自らの英語力をもっと磨けば、その弱点すら武器にもなるのではとも感じました。当てがなかった未来に、道標が見つかった気分です。

 来週はいよいよ自分の研究授業。マネでどうにかなるようなものではありませんが、今自分が目指したい授業に向けての第一歩を、踏み出す授業にしたいです。(ご覧になる方々には、そんな中途半端なものをお見せして、申し訳ないんですけどね) インフルエンザの影響で土日とも部活がないので、ゆっくり練り直します。

 その前に、土曜の夜はSETC&ASTEKです。こちらもご参加よろしく。