胸いっぱいの愛

 ということで、3学期の授業がスタート。

 とはいえ、今日は1年生も2年生もスペリングコンテストに終始。1年生の「正確に採点する力」を診るために、今回はあえて自己採点で。10分で50問のテスト後、5分で自己採点という流れ。「ぼくが採点ミスを見つけたら、さらにマイナス1点ね」という負荷のせいで、採点後も穴が空くほど答案を眺めてた生徒も。こういう緊張感が大切。

 後半は新曲。

 男性ボーカルが続いたので、意図的に女性ボーカルの曲をということで、久しぶりの「Eternal Flame」に挑戦。普段は「生徒に耳なじみがあること」が選曲条件なんだけど、この曲はメロディーが強いからオーケー。気がつけば頭の中で無限ループするタイプの曲ですもんね。簡単で、すぐ歌えるようになるから、次の曲へのいい「箸休め」にもなるかな。なんてことを書いていたら、2年半前にもほとんど同じようなこと書いてましたね。記録を取っておくのって面白いというか、怖いというか。

 で、悩みは2年生の曲。

 2年生も同じ「Eternal Flame」で行こうと思ってたら、「1年生とは違う曲がいい」という意見が意外に多くてびっくり。そうね、ちょっとオトナなところを見せたいですもんね。しかも「男の人の曲」で「結構アップテンポ」がいいそうな。なんかいい歌あるかなぁ。Lenny KravitzとかBon Joviとかが、(ロックにしては歌詞も無難だし)歌いやすいかなぁ。同じように選曲に悩んでた宇都宮のTaka先生は「It's my life」にたどり着いた模様。それも悪くない。

 生徒は結構「Michael Jacksonがいい!」と言うんですけど、意外と扱いにくそうなんだよなぁ。少年期の曲は何度か扱ったことがあるけど。「Heal the world」とかならよさそうだけど、やや重くなっちゃうね。アップテンポじゃないし。

 そんなことを考えているうちに、いよいよ明日から本格的な授業がスタートです。

 あんなに時間があったけど、冬休み中ってやっぱり授業のことを考えたりできないもんですね。目の前に生徒がいて、生徒の声が聞こえて、はじめて「こんな授業にしよう」という具体的なイマジネーションが浮かびます。10年以上授業を教えてきて、ブログにもずいぶんネタを書きためてたりするのに、いっつもギリギリで「明日の授業をどうしよう」って悩んでるのは、そういう理由かもしれませんね。

 まぁ、言い訳っぽくもあるけど。

 あ、なんか突然思い出したので、全然関係ないけどこの曲の動画も貼っておこう。すごく好きな曲でした。