寒い朝。
体育館の前で、朝練に来た部員が白い息を吐きながら「おはようございます」と通り過ぎる。ふと、青いマフラーをした1年生Yが目にとまる。青地に水色のラインが入ったスポーティーなデザイン。でもやたらデカい。首回りがもこもこし過ぎだ。気になって近づいてみる。
・・・。
Yよ、それはジャージだ。さすがは我が部員である。(涙)
さて、1年生は"Eternal Flame"の続き。せっかくなので邦題が「胸いっぱいの愛」だったことを紹介し、映画や洋楽の邦題について語る。ついでに「インテル、入ってる!」ってCMコピーは"Intel Inside"だったことを語る。そこから「押韻」の説明。"Eternal Flame"やこれまでの曲でそんな場所をみんなで探してみた。
その流れでレッスンの間にあるReadingのちょっとした英詩(もどき)を分析。いや、もっと素敵な英詩でやればいいんでしょうけど、教科書の題材を料理してみたくて、あえてこの英文でやってみました。
Seasons and Their Friends
Friends of spring are flowers.
You can smell sweet flowers.
A friend of summer is the sun.
You can feel the warm sun.
Friends of fall are leaves.
You can see colorful leaves.
A friend of winter is snow.
You can touch soft snow.
個人で音読後、模範で一度音読。その後、みんなでその特徴を話し合いました。
・文末が同じ単語だ
・2行目は全部You can〜で始まる
・A friend of〜の文とFriends of〜の文がある→なぜだろう?
・sunだけtheがついてる
・2行目の最後の名詞の前は特徴を表す言葉(形容詞)がある
こっちが思ったよりも、いろいろ出てきましたね。最後の形容詞の部分が生徒の口から出てきたことに驚きと喜びが。こんな風に分析的に読解したのは初めてですが、なかなかおもしろかったです。英語の歌の歌詞を見る視点が変わってくるといいな。
で、ダメもとで宿題として「翻訳」にも挑戦させてみました。どんな作品が出てくるやら。関連させて、中嶋先生の「15」に出てくる"LOVE"の訳詞を見せてみようかなぁ。
15(フィフティーン)―中学生の英詩が教えてくれること かつて15歳だった全ての大人たちへ
- 作者: 中嶋洋一,大津由紀雄,佐藤礼恵,幸若晴子,柳瀬陽介
- 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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