君から君へ

 サッカー日本代表が発表されました。個人的には、達也落選が残念です。でもまぁ、4年に一度。代表にはがんばって欲しいなぁ。

 さて、そんな岡田監督の記者会見を見るためにまわしたNHKでやっていた「みんなのうた」はBump of Chickenの「魔法の料理〜君から君へ〜」でした。初めて見たけど、いい歌ですね。声もいい。「みんなのうた」として見ている子どもよりも、隣にいる大人の方がグッとくるんじゃないかな。(実際、そういうコメントを多く見かけます)

 「期待以上のものに出会うよ」と過去の自分に語りかけるスタンスが好きです。そうだよ、未来って、そうやって語らなくちゃ。もちろん辛いこともたくさんあるけど、大人が「今を楽しい」と語らなくちゃダメだと思うのです。だから、「教師」という立場で「進路」とか「生き方」を語るときも、いつもそう心がけています。「大人になるもの悪くないな」と思ってもらうことが、大人の役割だと思うから。

 この曲を聴いていて思い出したのは、ラーメンズ小林賢太郎がHP上に掲載されたメッセージの中で書いていた「高校時代の小林少年」に宛てた手紙。これが素敵なのでぜひ読んで欲しいです。野暮なので、抜粋はしません。

 「手紙〜拝啓十五の君へ〜」もそんな雰囲気はありますが、どちらかというとあれは「今の自分」のための歌かなぁと思います。個人的には「過去の自分」とか「未来の大人」に向けた、こういうメッセージの方が好きだったりします。ああ、旧ドラえもんの最終回となった、「45年後」も素敵でしたね。(もうYouTube等では見られない模様)

 そんなメッセージを伝えていくために、大人になった今でもちゃんと努力をして、自分を成長させて行こう。そして、さらなる未来からのメッセージを受信できるようにアンテナを広げておこう、と思います。

 しかし同じ30代なのに、どうしてあんな歌が作れるのだろう。あんなに綺麗に歌えるのだろう。藤原基央、恐るべしです。

魔法の料理 ~君から君へ~

魔法の料理 ~君から君へ~